2月4日はアジアの暦のおおみそか。
西洋社会の大晦日は12月31日
ですが
台灣の今年は
2月4日が 農暦12月31日であり
とうとう
2018年がおわりました。
コノゴロは身近な風景とか
小鳥や葉っぱ
蝶蝶
亀
の
ような
すごくそこにいるおともだちに
魅かれます。
これは
すごいどこにでもいて性格は最高に好ましい
ikaruga
斑鳩
どうして
さいきん身近な風景とか
こういうどこにでもいるおともだちに
とっても魅かれるのか。。
自然を
観察する機会が増えて
いろいろなことに気づくようになったから
か
と
想います。
2018nen
これまでの台湾の生活の中でもとっても印象的な経験
は
台湾鉄道の地下化。
この右側の線路から先がなくなり
鉄道の音と姿が街から消え
この先にある駅も踏切も歩道橋も跨線橋も
すべて
未来永劫
なくなってしまう…という大変化です。
幼いころから
どこへひっこしても
電車がふつうにすぐそばを走っている環境
に
いました。
そして鉄道ファンとしては変わっているけど
いろいろ情報を調べてイベントにあわせて行動するより
生活圏内で鉄道を利用したり
直接見ている中で
機能美やディテールに
自然に気づいていくのが心地好かったのです。
ガイドブックを見ないで
普通の生活をしているなかで偶然見つける撮影スポット
とか
この時刻の特急だけ車両が違う
とか
この時刻の急行は機関車と客車の間に荷物車両が二両入って
カッコいい
とか
新幹線と在来線の特急の並びを撮れるかも
とか…
気づいたら
少しがんばって調べてみて
今までに知っていることと 新しい知識が結びつくと
あ〜そうなのか♪
と
理解できます。
そこに
感動が生まれるのです。
台湾では特に
いろいろな車両の存在
撮影地の存在
時刻表には乗っていない
貨物列車や他の特定の車両や列車の走る時間
などは
ネットや書籍雑誌などで調べたのではなく
こどもが言葉を覚えていくように
自分のリアルな日常生活の中で偶然この場所を通ったり
踏み切りでその車両が通るのを偶然見たりしながら
何年もかけて
自分で気づいて理解してきたのです。
地下化された今
その 最初の気づきである 踏み切りなどでの
偶然の出会いと気づき
が
なくなってしまいました。
住んでいる街に
鉄道の音がしなくなるというのは
はじめてのこと。
自分の住む町から
よくのっていた鉄道の姿が
消え
その痕跡が取り除かれてゆく様は
淋しいものです。
自分の住む街の線路がはがされることは
鉄道ファンとして遠くから訪ねるとはいえ
自分の日常生活とは関係のなかった
ちょっとした廃線や廃駅や車両や列車の廃止
と
比べると
全然スケールが違う…
これは
何年もここで暮らして経験しなければ決して感じなかった
特別のできごとになりました。
この鉄路をつつむ
風景もすべてが愛しくおもえて…
建物↑は ただのお土産屋さん↑↗。
まだ今でも
淋しいんですけど
心の鉄道がいたスペースに
身近くて小さな自然が遊びに來るようになって
そして大好きなバイクに乗ることもやめた結果
自転車
地下鉄と歩き
スローなペースの新しいライフスタイル。。。
生活をリサイズ縮小し
自然ペースになると
自然観察のチャンスが広がり
みぢかな自然と波長があってきます。
その結果
いろいろな小さな気づきが始まって
蝶や 葉っぱや 小鳥や 花や 亀や
あの
イタズラ好きの悩ましい野猿たちさえも
みんな とっても楽しく創造されていること
とってもがんばっていること
に
気づけます。
せいしょのなかで創造者は
慰めの神
と
呼ばれています。
生きていくなら
もっと大切ないろいろなものが
失われるかもしれないけど
地球はきょうも美しい
なにかあっても
なにがあっても
生きているなら
慰められる
と
おもえます