こちらサラコノリー・ファンクラブ | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

こちらサラコノリー・ファンクラブ

わたくし

自称サラコノリー・ファンクラブ会長Sarahoctavianでございます。

なぁんちゃって・・勝手な独り言にひひ


今朝ネットサーフしてて

最近10月10日付の英・ガーディアン紙

10月16日付のMusicalCritism.com

コノリー様最新インタビュー が載っているのを発見!

(彼女の記事はたまにしか登場しないからこそ、発見したときの喜びが大きいのっ)


なぜインタービューが続いたかというと

目下英国の地方都市リーズのオペラ・ノースで

ベッリーニI Capuleti e i Montecchiに出演中だからでしょう。

もちろん主役のロメオ男の子

オペラ・ノースのホームページではリハーサル中の写真も見られます。

日本の能を意識したという演出らしくシンプルな舞台みたいね。


これらインタビューでコノリー様は

ベッリーニの音楽に秘められた性格描写の素晴らしさを語ってます。

同じベルカント系でも、ロッシーニは装飾技巧が一人歩きしがちなのに対して

ベッリーニは音楽とストーリーの調和を追及し、後年のロマン派に通じるものが・・・。

こういう歌を歌いたいのっという熱意が伝わってきて

私も彼女のロメオが聴いてみたくなりました。

しかし、リーズじゃなぁ。

オペラノースがどのくらいのレベルなのか分かりませんが

地方のオペラハウスにも協力するコノリー様という感じなのかしらん?

とにかく遠い。あ~ロンドンが精一杯です、私は。


リハーサル中のロメオとジュリエット


ロンドンといえば

来春のコヴェントガーデン・デビュー

パーセルのDido and Aeneas)のことにも言及してます。


長いコーラス活動を経てソロとして経験を積み

45歳にして初のロイヤルオペラですからね。

念願かなっての大舞台で緊張しちゃう?とかよく聞かれるんだって。

でも、Didoは言ってみれば彼女の十八番。

きっと素晴らしいラメントを歌ってくれると思います。

来春のmust have ticketになるはず・・なんて書いてある~!

頑張ってゲットしなきゃっ。


Dido and AeneasはCDも録音済み。

それもインディーレーベルChandosからのリリースです。

あちこちにスポンサー依頼に走り回り大変だけど

そのかわり自分のイメージするCDを自分のイメージする

ミュージシャンと作れるし、それだけの価値はあるのだそうです。

有名レーベルがつかない分、苦肉の策だったんでしょうけどね

なんだか自力で頑張る姿が逞しいわ・・・。


そうそう

伝説のグラインドボーン・チェーザレの裏話もちょっと。

元々は2005年版プレミエ時ではなくて

翌年のCTデヴィット・ダニエルス主演のを

DVD化する予定だったんだって。

それが技術上のトラブルで、やむなく2005年版のを

リリースする羽目になったのだそう。んまぁ~何てことぉ?

ダニエルズよりも男らしいチェーザレ

チェーザレはコノリー以外に考えられない・・・とまで

言われたんですからねぇ(私も全くの同感!)。

人生どこでどう転がるか分からないわ。


来年のグラインドボーンでは

そのオリジナルキャスト(どこまでオリジナルか・・

興味津々)でリバイバルされます。

マックヴィカーが直々演出担当するそうだ。

ちょっとは手を加えたりしてね・・

見たい~。テレビで放送してくれないかな~。