Hear 'n Aid(ヒア・アンド・エイド)は1985年、ディオのメンバーであったヴィヴィアン・キャンベルとジミー・ベインが宗教的な理由やPMRCからの抗議とモラル・ハザードを保つ為にライヴ・エイドのコンセプトをロサンゼルスのラジオ局KLOSに出演の際、メタル系アーティストで表現したいと言った呼びかけをロニー・ジェイムズ・ディオがまとめることによって実現されたアフリカ飢餓救済チャリティ・プロジェクト。
賛同者が一堂に集ってレコーディングされたチャリティー・ソング「STARS」は、ライヴ・エイドのように歌とギターソロが複数のアーティストの演奏で繋がれている。
このプロジェクトは1ミリオンの売り上げを記録した。(ウィキペディア ヒア・アンド・エイドより)
AIDと言えば「BAND AID」の「Do They Know It’s Christmas」が一番有名。AIDって形で、音楽でも何か出来るってことを証明した最初のプロジェクトですよね。もうそろそろ街角で流れているのではないでしょうか。
規模が一番大きかったのが「USA for Africa」の「We are the world」ですよね。45人のアーティストが集まったことがスゴイ。日本ではレコード会社の思惑があって無理だと思うのですが。
個人的に気に入っているのが「Ferry Aid」。ビートルズの名曲「Let it be」を歌っていました。詳しくはクリックして下さい。YouTubeの動画付きで詳細あり。
あと思いだすのが1985年、英米のロック・ソウル・ジャズ等のスター約50名による「アパルトヘイトに反対するアーティストたち」(en:Artists United Against Apartheid)の「サン・シティ」。AIDではないですが、音楽で何か出来ることを証明したと思います。
これも良かったですよね、82年に映画の挿入歌として作られた曲が、85年にディオンヌ・ワーウィックを中心とした特別ユニットでカバーされ、「世界エイズデー」の協賛曲となりヒットしました。収益金はエイズ治療研究に寄付される、ということで、チャリティー・シングルと言えます。グラミー賞も受賞しました。
結構85年ごろってAIDモノが多かったですよね~。
で、Hear’n Aidへ戻ります。80’Sにとってヨダレが出るくらい懐かしいメンバーが集結しています。でも私は名前は知っていても誰が誰だか分からないんですけれど。前回紹介したWASPのブラッキー・ローレスとクリス・ホームズは分りました。Y&T(私は声が好き)、モトリクルー(昔よく雑誌に刑務所入りの記事を見たなぁ)、ドッケン、DIO(友達はサインを貰った。臭そうなのでサインを貰ったら彼らから逃げるように立ち去ったと言っていた)などなど。私が一番気に入っているシーンはギターソロで繋いでいる所ですよね。ギターと一口に言っても人それぞれ個性があって、同じ音が出ていない所に注目して欲しいです。ヘビメタやハードロックはギターの早弾きと個性が命(個人的に)。臭そう、怖そうは目を瞑ってギターに注目して下さい。
Do They Know Its Christmas
Band Aid 20
by G-Tools