言わずと知れた名作ですが、私は実を言うとあまり見ていなかったのです。
でも、キャンディキャンディには忘れられないお話しがありまして、キャンディが大人になって看護師になった後のお話しの回で、子供心に感動したんです。
キャンディと老医師がある時、金持ちの患者さん宅へ往診に行きました。診察後、老医師と彼女は食べきれない沢山の御馳走のお部屋へ案内されて『どうぞ』と食事を頂くことに。患者さんである御主人が席を外し二人きりになった時に老医師が彼女に『このカバン(医師が持つ黒いカバン)に出来るだけそこのパンを入れなさい』って指示するんです。彼女は意味が分からなかったけれど、沢山パンを詰めます。そして馬車で辞した後、馬車は貧困層が住む地区で止まり、老医師は子供達にパンを配るんです。その姿が子供心に感動しました。先生と言われる人は本当にスゴイんだと。
再放送される機会があれば、その場面をまた見てみたいものです。