22.23歳の女性が英特殊作戦執行部(SOE)に入って、ナチス・ドイツの占領下にあったフランスにパラシュートで降下。スパイとして活躍するなんて、今では考えられないことです。そこまで愛国心があるかと言えば、日本では『NO!』と答えるでしょう。拷問にあっても口を割らない、その徹底したスパイとしての彼女を支えたモノは何だったのでしょうか?ナチズムと闘うというだけで、自分の人生を捧げて敵に立ち向かえられるのか?
 死ぬまで何一つ当時のことを語らなかった姿勢が凄いとは思います。語る相手がいなかったこともあるのでしょうが、戦争の真実を少しでも話して欲しかったと、思っているのは私だけでしょうか?