最近の外国人の野球選手って変わったなぁと感じることが多い。
 昔(70~80年代)の外国人選手って、とにかくデッドボールでも受けようものなら、大乱闘。態度もデカイし。
 最近は日本文化に馴染もうとする姿勢とか、お茶目な人とか、紳士的な方が多いように感じます。
 オリンピックやWBC、大リーグなどで日本の野球が評価されたことが大きいのではないかということを感じます。今までは『アメリカの野球が一番』だったと誰もが思ったことでしょう。だからこそ態度に出てたのではないかと私は思います。
 マートンの場合は更にスゴイと思うことは、日本とアメリカを比べるということを家庭でも実行していること。これは今までにない野球選手のタイプだと思います。
 バースの時は奥様がホームシックでバース自身、野球どころではなかったような記事を読んだことがあります。岡田選手会長(当時、現オリックス監督)の奥様が直々にバースの奥様を説得しに行ったというエピソードの記事も読んだことがあります。家族のストレスは結局、成績にも響くのでしょう。
 マートンの場合は通訳兼お世話係として元ホテルウーマンを採用されているようで、家庭の安定が成績にも影響していると思います。母国語で何でも話せる方がいると言うことは本当に心強いと思いますよ。最高の福利厚生かもしれません。
 いい選手を獲得する、それは大金を払って実績のある人を獲得するのではなくて、本人の意識と環境の提供で決まるのではないかと感じました。