『主婦』実は私も短大卒業の頃、主婦になろうかと考えたこともあった。何故なら就職が決まらなかったから。
 当時バブルで空前の売り手市場でしたが、実は女性の就職は結構難しかったです。女性がスグ辞める職場、つまり女性のイジメが多い所では補充が効かないので、容姿端麗であれば結構採用はありましたが、本当に勉強を頑張って事務職を希望した学生は大変でした。だからダブルスクールが流行ったのもこの頃ですよね。
 企業は本当に人事を疎かにしましたね。そのツケが今、廻ってきているような気がします。
 さて、当時学生を卒業して無職だった人の中には『家事手伝い』又は『家事見習い』って名乗っていた方も多かったですよね。今は死語ですね。何故、そのような職業があったのかというと、世間体なのです。就職先もない、アルバイトもしない、お金持ちは優雅に家事をしてるなんて・・・とんでもない。実のところ無職なんですから。
 今の若い方が主婦を選ぶことは、きっと当時の家事手伝いの方と同じなのではないでしょうか?
 女性がせっかく主婦してもいい、って言ってるのだから、男性諸君、女性を養うために仕事の腕を磨き、収入増に励まないと、この結婚のチャンスを逃してしまいますよ。