作品を作るとき、いつも心のどこかで葛藤している。

 

脚(シャンク)がついたボタン。形が愛おしくて、

 

できることならそのまま使いたい。切らずに残したい。

 

その脚も含めてそのボタンの魅力だと思うから。

 

でも、作品として仕上げるには、どうしてもシャンクを切らなければいけないことがある。

 

シャンクが劣化してるボタンや、他の形にしたいボタン。

 

「もったいないな」「かわいそうだな」と思いつつも、

 

やっぱり私は、良い作品を作りたい。自分が納得できるものを

 

届けたい。そのためには、時に“切る”という選択も必要なんだと思う。

 

ボタンのシャンクを切るたびに、ちょっとだけ胸が痛む。でもその痛みも、

 

作品づくりの大切な一部なんだと、自分に言い聞かせて今日も作品作りに勤しむ。

 

 

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