この周辺は世界最古の熱帯雨林なので、沢山の木生シダを見かける。
だーいぶん前にツアーガイドさんから聞いた事があるけど、たしか木生シダは１億５千万年前くらいからある古代の植物だったと思う。
それと（私の記憶が正しければ）１年に１ｃｍしか成長しないと聞いた。
植物の中心部から出ているゼンマイのようなグルグル巻きの芽（巨大ワラビのようなもの）は、毒があるから食べられないけど、先住民アボリジニは毒抜きして食用にしたとか。
ちょっと郊外にドライブに行けば、そこかしこに巨大な木生シダが生い茂っている。
人間は小人（こびと）のように見えるほど、木が大きい。
（木）というか、もとは（シダ）なのに、大きく育つので（木）になってしまっている。
だから（木生シダ）なんだろうな。
ここにいると巨大な大木や、高～い木が多く大自然に囲まれているけど、日本の路地裏にあるような植木鉢の植物も好き。
日本に帰ると街路樹などが整備されていて、カラフルなお花が花壇にあって和む。
緑濃き熱帯雨林の景色も大好きだけど、日本の桜や紅葉など色を楽しめる日本人は幸せだと思う。
