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SUCH A COLORFUL WORLD!!

 WELL, WHAT'S YOUR COLOR, ANYWAY?

 ラストサムライ、マトリックス。この辺の映画を見たとき、俺は高校生でした。


 マトリックスを初めて見たとき、俺は人間の思考の深さと、フィルムに表現された得体の知れないけど力強い情念に圧倒されました。その時の俺は何を思ったか。確か、人の温かさを感じていたような。大切にしたいって思いました。


 そして、ちょうど3年経った冬。


 今では、あの時俺を取り巻いていたモノの大部分はどこかへ失せて、忘れ去られようとしていたアルバムが物置から見つかったかのごとく、今日その番組がテレビで放送されました。あの頃と少しも変わらないはフィルムの表情だけ。


 気持ちがうつろい、迷っているのは俺だけです。フィルムは相変わらず同じ表情で俺に語りかけてきます。変わらぬ何かをうったえようとしてきてくれます。すごいと思って欲しいのではなく、だたわかってもらいたいのだと言っているかのようにです。


 ただ、俺が分かってあげられていないのです。何かから発信される必死の叫びを少しでもいい、わかってあげられたらと思います。3年前、つじつま合わせの答えを求めて、その過程にある理解を求めなかった俺の手からは、だんだんとあらゆるモノがすり抜けていって、あの頃の温もりは今ではただの思い出になってしまいました。


 数式の等式を見ずに答えだけを見たところで、そんなところに理解などありません。


 そういった作品だけでなく、まわりの人の心だってそうです。今でも俺は、どれほど多くのモノをそんな風にして黙殺し続けているのでしょうか。そして、その事が分からないというのは、あまりにも悲しいことです。


 答えなんて間違っていたっていい。ただ、理解したいのです。そんな当たり前の事が、俺は今でもできずにいるのです。それをなしに、どうして人を惹きつける器などができましょうか。俺の等式は間違いだらけです。

 


 今日、今自分が温めている曲のアレンジをひとつまとめてみました。今の俺の力を出したとは思います。さっそくこれをバンドで合わせてみたい気持ちがすごくあるのですが、今は我慢。。足下はシンプルに行くことにしました。歪み2つに、ワウとディレイだけ。(これでも結構ありますね)


 とりあえず、このセットで自分の表現力を限界まで高めていきたいと思います。俺はまだまだ、音楽の与えてくれるモノを周りに還元できていません。頑張ります。話題が音楽のことばっかりとか言わないでくださいね。今の俺にはこれしかないです。


 今読んでいる村上春樹が訳した"グレート・ギャツビー"に、こんな言葉があります。


 『人生というモノは詰まるところ、ひとつの窓からモノを眺めた方が、遙かに見通しがいいものだ。』


 今の俺には、これ以上救ってくれる言葉はないです。それと同時にこれ以上先が不安になる言葉はないです。俺は、この先何かを一筋に、ただひたすら追いかけることができるのでしょうか。


 いつか、全てがどうでも良くなるような恋をして、何もかもその為に生きるようになったとしても、いつか別れの時が来れば、俺の心は再び音楽に戻っていくのでしょうか。そんな時に、いつでも自分として立っていられるように、今頑張るしかないのです。。


 4日にNHK教育テレビで、19:00からシンガーソングライターのYUIのドキュメンタリーみたいなのがやるみたいです。見たいのですが、その日が先輩のLIVEに行きたいのでビデオを仕掛けておきますか。


 自分の進む道が、ひたすら幸せにあふれていることを願います。


 俺の周りでは、自分の明日はわからないけれど、確かな信念をもって動いている人がいる。そして、俺の同年代の人でも、着実に素晴らしいことをしている人がいる。

 

 うちのバンドのドラマーが、就活により、一時バンド活動を休止します。その間、俺はもっと音楽を知っていきたいと思います。今組んでいるバンドはものすごく好きなので、このバンドでステージに立ちたいです。そして、自分らの音を聴いて、自他共に幸せになれるようなステージにしたいのです。でも、なかなか上手く時間がかみ合いません。。せめて曲をためて、いつでも編曲ができるって状況にしたいのですが、なかなか納得のいく曲がたくさん書けないです。そんな訳で、正直ちょっと焦っちゃいますね。


 ギターは弾いているけれど、その先にある音楽をしっかり感じ取れているのだろうか。


 今、それを自分に問うと、俺はなんか頭がぐちゃぐちゃになりますね。今の俺の曲のアレンジやら何やらは、何か人に言い訳をしているような気がしてならないのです。考えて考えて練ってみて、その時はいいのができたって思うのですけど、しばらくして聴いてみたら、フレーズがなんかこれだったらいいだろ?みたいな感じで響いているような気がするんですよね。


 聴き手を幸せにするどころか、聴き手に感性に甘えるような音しか響いていないんじゃないか。


 なんか、これだったらなかなか、カッコいいよねみたいなノリで終わられてしまうような、そんな悪くはとられないような無難な感じっていうんですかね。ひょっとしたら、俺はまだまだ音楽が伝えようとしてくれているモノの三分の一も、受け取れてないのではないかって思えてきます。それを考えるとたまらなく寂しいですけど、今の俺にはいつか何かが見えると信じて、今の自分を見せかけだけでもいいから、高めていくしかないのでしょうね。


 人を幸せにするために奏でられた音に、俺が音を鳴らす意味を常に問われています。その重圧に、俺が音楽をすることの幸せを忘れさせられないようにするのは、実はとても大変な事なのかも知れません。俺は不器用です。