SUCH A COLORFUL WORLD!! -10ページ目

SUCH A COLORFUL WORLD!!

 WELL, WHAT'S YOUR COLOR, ANYWAY?

 池袋から急いで飛び乗った電車は実は逆方面で、俺は間違って新宿に行ってしまいましたとさ。これがさっきまでのお話。でも、実はこんなの序の口でした。悪夢はまだまだこれからでした。


 俺は待ちました。新宿で15分も。休日の新宿ラインはただでさえ本数が少なく、俺の怒りを逆なでするのに適し過ぎていましたが、いかんせん、今日はそれすらをも軽く超える勢いです。待ったはいいが、それも実は逆方面で、渋谷に行ってしまうという大惨事が起きてしまいました。酷いよね。なんで埼京線赤羽行きのホームに横浜行きの新宿ラインが止まるんだ!アホか!?真逆やないか!どうやら新宿のカオスは駅にまで及んでいるようです。ベクトルがまるで定まっておりません。


 まぁ、この時点で既に心が折れてはいましたが、俺は気を取り直して目的地の方面の新宿ライン快速に乗りました。これで一安心…かと思いきや、ここで終わりはしませんでした。大宮を過ぎた辺りで、なんだか周りの様子がおかしいことに気づく。熊谷には一度しか行ったことがなかったのですが、どうも見慣れない景色が続く、聞き慣れない駅の名前が目につく。


 そうです。俺が乗っていた新宿ライン快速は、大宮を境に宇都宮線とその名前を変え、快速よろしく全速力で俺の目的地から遠ざかっている最中だったのでした。しかも、都心では普通と変わらないくせに、大宮から向こうの駅は小物だと言わんばかりに4,5駅くらいぼんぼん飛ばして、私が気づいて呆然としている中、なおも5駅向こうへ行こうとする始末。


 泣き面に蜂どころか、失恋に内定取り消しといった具合でしょうか。少しも笑えません。


 結局俺は、大宮から間違った方向に9駅飛ばされる羽目になりました。んでついた駅の名前が古河(こが)。どこ?ホントにどこ?とにかく目的地ではないことは分かりましたが、自販機にマックスコーヒーがならび、ボスのカフェオレがホットしかない時点で、ここは俺の知らない全くの遠くで、おそらく一生止まることはないであろう駅であることはわかりました。


 しかも電光掲示板を見てみると、30分先は普通電車しか来ないとの事でした。


 !!?快速で間違えてきた9駅を各停で戻れというのか!?しかも9駅戻ってからも、熊谷まではまだまだ遠いんだぞ!?いじめ?神のいじめ??


 なんだか楽しくなってきました。電車でやってしまうであろう最悪の事態を、今日だけでいくつもこなしてきた俺。もやは何かのエキスパートです。笑うしかありません。


 そんなこんなで、熊谷に着いた時は15時ちょうど。練習が終わる予定の時刻も15時ちょうど。俺は熊谷という名の目的地に足を踏み入れると同時に、いろいろなことが終わりました。それでバンドのミーティングのために熊谷のジョナサンへ。メンバーと合流したこの俺に、謝罪の神が降臨してきたことは言うまでもありません。


 ドラムの人にミンティアを、ベースの人にブラックミントガムを、ボーカルの人に梅干しを献上することで、俺がいかに自分を悔い、反省をしているかを示しましたとさ。


 でもメンバーの人はいい人ばかりでした。どうやら、この土地を訪れる人々は、一度はこの罠にはまるそうです。俺は早くも2回目ではまっちゃいました。もはや渋谷へ行ってしまったことは、かすみきってハチ公しか見えません。それにしても、メンバーは全員いい人ばかりです。それは嬉しかった。


 しかし、今回の一連のアクシデントに、俺はすっかり新宿ラインを嫌いになりました。大宮で正体を現し、勝手に役割分担を行いバラバラの土地へ去っていく新宿ライン。みんな同じ色です。。無個性でいて想像力がなく、融通が利かない上に電車賃高い。悪夢です。今度は地獄へ連れて行かれそうだな。


 なのに明日、明後日と、新歓ライブのために新宿ラインへ。うふふ。。明日天気になってくれ…。



今日は外バンのスタジオ。熊谷に12:45の集合。僕は15分前に着く予定でしたが、誤って反対の新宿ラインに載ってしまいました。ってなわけで、15分遅刻。車でのお迎えもなくなってしまいました。

何かもう、あぁあ!!せっかく15分も待ったのにまたしても横浜行きに乗ってしまってた!てかなんで赤羽行きの埼京線が止まるホームに横浜行きの新宿ラインが止まるのでしょう。。真逆じゃん。誠に遺憾です。あは、もうどつぼ♪

これでクビになったらそれはもうなるべくしてなった必然と言えましょう。なんてネガティブな必然なんだろう(汗)まるで世界が崩壊するかのようだ(@_@)

 

 マンガ家を題材にしたあるマンガのワンシーンにある台詞です。


 

 "これから君に必要なのは、絶望感と焦燥感だ。それでも君はこっちに来るか?"


-いきたい。


 "君はマンガが好きか??"


-嫌いです。


 "その調子だ。"


 

 その言葉の意味が、更に深く分かってきたかもなこの頃です。正にこのような気持ちに最近なってました。あまりにも、この言葉通りの気持ちになっていたので、このマンガを久々に読み返してみてびっくりしましたね。


 そうですねぇ。俺にとって音楽が、もう好きとか嫌いとか一言では言えないくらい、深いところで関わってきているような気がしてならないんですよねぇ。


 なんか嫌いなことがいっぱい出てきました。でもその分、好きなところはホントに好きなんだと病的なまでに再認識しました。なんかすごく両極端。。今まで音楽が好きという気持ちを支えに音楽をやってきたつもりでした。でもここに来て、そんなちっぽけなアイデンティティに支えられた不安定な感情を捨て去ることができそうです。


 

 音楽と本音で付き合えそうです。


 

 嫌いなところは嫌いだし、好きなことは好き。ホント、それでいいです。なんかすっきりした(笑)

 

 明日は新バンド、2回目のスタジオです。この気持ちで真っ向からぶち当たれば何かいろいろなモノが見えてきそう。。前へ前へ。いくらでも進んでやります。