皆さん、こんにちは。

させさて、前回からスタートし、第1話もご好評を頂いたCOLD BAND BANKの『対バンと対談!』
今回のゲストは、先日千葉県・志津SOUND STREAMにて開催され、NEKOZE・ポラロイズ・QLTONE・そしてCOLD BAND BANKの4バンドで企画された、その名も『ゴミフェス』!!
その企画の核なる4人に色々とお話を聞きました。

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駿:今日は皆さん、宜しくお願いします!一応自己紹介してもらっていいですか?(笑)
大島(以下、大):QLTONEという3ピースバンドのVo.の大島慶太と申します。宜しくお願いします~。
川崎(以下、川):ポラロイズのVo.の川崎です!ども!
原:NEKOZEの『Gt.』原です。唯一Vo.じゃない僕がなぜかここにいます…。
川:そうだね(笑)
駿:COLD BAND BANKの駿です。えっと、今日は5/3のゴミフェスを最初の段階から企画した4人という事で、この企画に対する意気込みを1人ずつ聞いていきたいんですが。
大:そうですね、1番手なんですが…っていうかなんで1番手なのかって言うと、4人が唯一集まれた日に俺だけ来られなかったんだよね?(笑)
原:そう、それで『もうアイツ1番手でいいよ~』って決めたんだよね(笑)
大:そうなったんだよね(笑)
駿:ホントあの時は申し訳なかったなぁと思ってます…。
大:ウソつけよ、良いじゃんってなってたじゃん(笑)
駿:(笑)
原:でも、やっぱり1番手は企画者が良いよねってなったよね。
大:そうだね。ただ、1番手だからといって『1番手・QLTONE』とはならずに、いつものQLTONEでいきたいと思ってるんで…よろしく!(キリッ)



川:え?こんな人だったっけ?(笑)。こんなロックな人と打ち合わせしたこと無いんだけど(笑)
原:そういや最後の打ち合わせ40~50分遅刻してきたよね(笑)
川:カナダから帰ってきた友達と会うとか言って(笑)
原:どんだけロックなんだよ(笑)
大:ホント申し訳ない(笑)
駿:(笑)。じゃぁ出演順だと次俺っすね。全8バンドで長丁場なので、前の流れを大切にしつつ、企画者だっていうようなライブを見せたいので、また僕等から新しい流れを作っていけたらなと思います。気合い入ってます!じゃぁ次、川崎さん。
川:最初に…1月だっけ?打ち上げでこの企画の立案があって、酔った流れでなんかスーパーな企画をやろうって話になって。で、俺も手帳に『スーパー企画!』って書いて(笑)。ここまで来る途中はどうなるんだろうって気持ちもあったけど、今日(5/3現在)集まってみて、リハを見てて『あ、なんかスーパー企画になるんじゃない!?』って掴んだ感じはあって。さっき原ちゃんが顔合わせで言ってたけど、『あとは楽しむだけ』。楽しみつつ自分達はしっかりやろうっていう感じかな。頑張ります!

原:最後僕ですか?えっと、今日友達も他で企画やってるんだけど、その友達に『ゴミフェスは志津SOUND STREAM史上最高の企画になるよ』って言ってもらって。立地条件もあるけど、そんな中でこれだけ開けたイベントはない、絶対面白くなるって言ってくれて。僕はそういうことをやりたかったから、外の人から見てもそういう風に見れる日になってたんだなと思って、すごい嬉しい。
駿:それはある種、これを始めたっていうことだけでの結果にもなりますよね。
原:うん、もう挑戦だったから。
川:そうだね。
原:でもこれをやったっていうことに意味があるし、実際来てくれた人に『こういう面白いバンドがいるんだよ』っていうのも見せたいし。だから僕は今日出演してくれた8バンド全部でのイベントを見せたいと思ってて、僕等のライブがどうっていうよりは、8バンドでこういうイベントっていうイメージしかまだなくて。なので、僕等のライブがどうなるかっていうのは…楽しみにしててくださいってことで!(笑)
川:なるほどね、自分も分かんないんだね(笑)
原:わかんないっす、ホント(笑)。みんなのライブを見て…
川:その上で出てくるライブって感じだね。
大:そうか、7バンド分刺激受けるんだもんね。


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駿:さっきの川崎さんの話にもありましたけど、この企画の発端は1月ですよね?
川:そうそう、正月明けくらいのライブの打ち上げ。
駿:もう気付いたら川崎さんと原さんと白幡さん(志津SOUND STREAM店長)の3人が出来上がってて、川崎さんに『ちょちょちょちょ駿くん!』って呼ばれて(笑)。『企画やりましょ!スーパーなやつやりましょ!』って言われたんですよ(笑)
原:そうだったっけ?(笑)
川:全然覚えてない(笑)
原:記憶にございません(笑)
大:言い出しっぺ誰だろうね?
川:多分みんなで飲んでるところに白幡さんが来て話を持ち込んできて…。
大:分かった!俺が白幡さんに『なんかやりたいんですよね』って言ったんだ!…俺だ!(笑)
川:なに、そういう感じ?(笑)。でも確かに『なんかやりたいんですよ、川崎さん』って言われた気がする。
原:あの日の打ち上げが無ければ今日はなかったってことだね。
大:奇跡奇跡(笑)
駿:SOUND STREAMに来てるバンドさんって、みんな『なにかやりたい、やろう』っていう感情がどっか絶対あって、あの日そういうバンドが揃って話し合えて、今日という日を迎えられて嬉しいですね。

川:イベントとかではよく一緒だったんだけど、なんかみんなでやるって今まで無かったからね。これがキッカケになって、これからも続けていきたいよね。

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駿:それぞれにどんな印象もってます?
川:原ちゃんはね…暴れてるなって思った(笑)
駿:昔よくギター壊してましたもんね(笑)
原:でも最近はしっかり演奏しようって思ってきてる(笑)
大:賢くなったんだね(笑)
原:賢いって話だと、一番賢そうなバンドはやっぱコババンだよね。音楽的に賢いっていうか、アレンジとかも練りに練ってる感じ。俺の中でのイメージだと、コババンは緻密に曲を作ってるイメージだけど、どうやって曲作りしてるの?
駿:曲の基盤というか、デモ的なものをみんなに送って、あとはスタジオで『このフレーズは譲れない』とか『ここはこうじゃなきゃ嫌だ』とかやり合ってます(笑)。デモ聞いて各々イメージがあるので、それをスタジオで合わせていくって感じですね。

原:コババンは俺ら(NEKOZE)と対局の位置にいるっていうか、俺らは各々やりたいことをやってそれが面白い方に転がれば良いんだけど、時々無駄が多いなってこともあって。そういう意味ではコババンってホント無駄がないっていうか、必要な音しか鳴ってないと思う。そういう部分はすごいと思う。
駿:無駄がないといえば、QLTONEも無駄がないですよね。
大:3ピースだからっていうのもあるけどね。それしかできないから(笑)
駿:ディレイ鳴らしっぱにしながらフレーズ弾いたりとか、よくライブでやる勇気があるなって思います。
川:見てる方がハラハラするよね(笑)
原:前に(千葉)LOOKで失敗してたけどね(笑)。でもバンド全体がどんどんロックになってるよね。
川:あぁ、なってるなってる。
原:前はアコースティックの延長線でバンドアレンジみたいな感じだったけど、どんどんロックバンドっぽくなってる。
大:まぁ今でもアコースティックで路上ライブやってるから、そこは大切にしつつ、バンドはバンドみたいな感じかな。
原:お客さんの反応とかどうなの?例えば路上からファンになった人がバンド見て、路上のほうが良いとか。
大:正直ね、あるね。
駿:あるんですか?
大:分かれるね。なんか今やりたいことが多すぎて、でもそれを一本に絞らないと売れないっていうか、バンドカラーというか。この4バンドでQLTONEって一番色がハッキリしないバンドだなって思うし。
原:まぁでも俺らは上物がいるからだと思うよ。上物でカラーが出てるんだと思う。

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原:ポラロイズは4組の中で間違いなく一番ロックだよね。
川:ロックでございますか?
原:だって…ドラムとか8ビートしか叩かないもんね(笑)
川:あれこそ無駄ばっかりだよ(笑)
原:あれがロックなんだよ!(笑)
駿:8ビートのテンポ感も良いですけど、ドラムがどっしりしてるっていうか、そこがまた良いですよね。
川:ライブだと結構走るけどね(笑)
原:そこがまたロックなんだよ。テンポ通りやったら面白くないもん。
川:そうそう、確かに。
駿:ロックって言っても、楽曲に緻密さがすごいあって、特にアルバム出してからはバンドの出音にそういう一面を感じます。
川:音作りは割と頭使ってというか、あーだこーだ良いながらやってますけども(笑)

原:あれだけ爆音なのに耳障りじゃないし、しかもその中でも歌がしっかり出てくるから。俺個人としてはうらやましい。俺もあれぐらい出してやりたいけど、今のバンドの演奏力じゃグチャグチャになっちゃうし、歌も埋もれちゃうからできないから。
川:俺も最初の頃は大変だったけどね。泳いでるみたいな感覚だった。
駿:ポラロイズって一人一人の存在感とか楽曲のキャラクターが強いのに、それに負けないボーカルっていうのがすごいです。
川:いやぁ、
ねぇ……大丈夫そんなに言っちゃって?(笑)
一同:(爆笑)

川:バンドの音は俺もできるだけ下げたくなくて、そうなると『じゃぁ俺が頑張るしかねぇんだな』ってとこに行き着くから。
駿:すごい声量ですよね…大島さんも声量すごいですよね。
大:声はでかいと思う(笑)
川:でも駿くんもあるんじゃない?
駿:俺最近全然ないんですよ。昔は結構あったんですけど…。
原:それに関連して話が戻るけど、コババンはそういうバランスもすごい考えてるんだなって思う。コババンのライブで今まで歌が聞こえないって一度もなかったから、音色とかも緻密に決めてるのかなって思う。
駿:そうですね、歌を出したいっていうのはメンバー全員思ってるんで。だからリハとかでも『ギター小さくない?』って言っても『いや、このバランスでいいの』って言われて『そっ、そうですか…』みたいなことも(笑)。そのぐらいみんな歌を聴かせる事にはこだわってますね。
川:大変だよね、楽器が多ければ多いほど。コババンは一番多いし…。
大:あ!すみません!あの…本番5分前で緊張してきちゃったんで、今日はこの辺で…(笑)
駿:(笑)。あ、もうそんな時間なんですね!
(記者:じゃぁ、最後にみなさんで写真を1枚…)
川:一番緊張してる顔で撮ってもらえ(笑)

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最後は店長の白幡さんも乱入でパシャリ!
ご協力してくださった原さん、川崎さん、大島さん、ありがとうござましたー!