数学は誤解に満ちた学問だ。
日本では文科省の定めた学習指導要領に則り、数学(その準備的な科目としての算数を含める)を小中高12年間教える。ゆえにいくら愚昧な凡俗でも数学という学問の存在を知らないなどということはないと言ってよい。だが、数学という学問のことを知っている人間となると、途端にその母数は急落し、高学歴の知的水準の高い集団(といっても私からすれば大したことはないのだが)に限られてしまうのである。すなわち大多数の低学歴のチビたちは数学本来の価値を知らないか、誤解して知った気になっているだけなのだ。
数学はどのように誤解、曲解、歪曲されているのか。
一番大きな誤解は、彼ら愚鈍な低学歴たちが、数学と自らが学生時代に産出したお粗末なテストの答案用紙とを同一視しているということだ。彼らにとって数学とは先生が出す面白知能クイズを解いていくことだ。知能クイズを知能だけで解ききれない場合、公式という便利なヒントアイテムを使うことができ、そして大抵、彼らは知能が足りていないのでこのヒントアイテムの収集(暗記)とそれを使用する技術の研磨に大きな労力を割く。それもまた彼らにとっては数学である。その上、受験戦争(彼らにとっては戦争なのだろう)と呼ばれる近年大流行している椅子取りゲームにもこの面白知能クイズが出題されるコーナーがあり、このコーナーがよりによって数学という名前なのがさらに誤解を助長している。フレーザーの感染呪術のごとく数学と「数学の問題」と「数学の公式」をごたまぜにする。学問の内包的定義など愚かな彼らが気に掛けるはずもない。彼らは愚かなのだ。一言で馬鹿。馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ばかり。ああイラつく。
それでは真の数学とは何か。
それはハイパーメディアクリエイティングである。
つまり私のような天才が吐き出す伊吹こそが数学なのだ。
さて、長い前置きだった。数学の真意を確認したところで、ようやく今回のテーマに移りたい。
今回のテーマは微分積分学である。というのも、低学歴不細工の数学に対する誤解が頂点に達するのがこの分野であるからだ。微分積分学は私のような視野の広い高身長イケメン天才にとっては(そうじゃなくてもその辺の高学歴崩れレベルの教養があれば)一番簡単で分かりやすくなおかつ役に立つ学問である。しかし、低学歴たちにとっては呆れることに微分積分は数学の中で一番難しく分かりにくく、なおかつ役に立たない学問であるらしい。
私はまず彼らの誤解を叩きつぶしたい。
これは啓蒙を意図するものではない。
彼らのゴキブリ並の知性の拙劣さを鼻で笑いたい。
何故なら醜いものは嘲笑されなければならないからだ。
私には嘲笑する義務がある。
これはつまりノーブレスオブリージュである。
こういうわけでここしばらくは微分積分学に取り組んでいきたい。
観念的な議論に終始ことには反省したい。
次回からようやく具体的な内容について触れていくつもりだ。
