オレは、アペティグマという名の新種の熊。 -98ページ目

オレは、アペティグマという名の新種の熊。

オレは、アペティグマという名の新種の熊。
略して熊ブログへようこそ(・囚・)

自分が凄いと思った事や
面白いと思ったこと

好きなバンドの話など
色々なテーマで書いてる。

何、熊ブログのくせに
背景が犬!?

・・・小さいことは気にするな(・囚・;) 

フェアル中vsシム中の抗争から数週間後――

「ぐはあっ!」

「おい、メイソン!大丈夫か!?」
パウロがメイソンに駆け寄る

ガッ

「うわあっ!」
だが、駆け寄る前に蹴られる

「くそおっ……なんて奴なんだ……」
ネウソンが呟く

「なんだ。ビフネストの上位ランカーはこんなもんか」
と、メイソンらを倒したそいつは言う

「あぁ……っ…フェアル中がっ……」
とメイソン

「これでフェアル中はオレのもんだ……お前らはオレに従えよ」
とそいつ

「くそ……っ」
涙を流すパウロ……

――そいつが去った後

「クソッ……何か取り返す手だては無いのか……?」
頭を抱えるメイソン

「このままじゃ、ビフネストの秩序が乱れるぞ……となればまたドデカイ抗争も始まりかねない……」

「秩序……ってのはなんだ?」
とアレクシス

「あぁ、お前は転校生だからわからんだろうが、ビフネストの中学全体で条約を決めたんだ。抗争はやってもかまわないが侵略は無しだ……ってな」
とパウロ

「侵略ってのは…?」
アレクシスが聞き返す

「ようは、植民地みたいなもんだ。侵略された学校はした学校の生徒の言いなりにならなきゃいけないんだ」
とパウロが答える

「一番最悪なのは自分の彼女に手を出されても、文句言ったり阻止したりが出来ないってことだ」
とメイソン

「ウソだろ……?そんなのやだよぉ!」
あわてふためくアレクシス

「だが、侵略には1つ打開策があるんだ」
とパウロ

「なんだよそれは!」

「助けて貰うための条約を結んだ学校の人間にそいつを倒してもらうんだ」

「な、なるほど……で、誰に頼めば良いんだよ」
とアレクシス

「1人しかいねぇな」

「あぁ」

――ビフネスト某所

「いたぞ!」

「霧崎に頼むのか」

「それしかねぇ!行くぞ!」

ダッ

「おい!霧崎!」
とパウロ

「なんだてめぇら、またやりにきたか」

「いや、きょうは違うんだ」
とメイソン

「なんだ。言ってみろ」

「頼む!フェアル中と助太刀条約を結んでくれ!」
と土下座するメイソンら

「おいおいおい。顔を上げろよ。で、助太刀条約ってなんだよ」
とビアンコ

「実は侵略がな……」
詳しくメイソンらが説明し……

「うーん。でもなぁ……」

「な、なんだよ」

「ウチの女子に手上げるような奴だしなぁ……ちょっとバチあたった方が良いんじゃねえのか?」

「てんめぇ……」
とネウソンが殴りかかろうとした時

「やめろ!」
メイソンが制止

「あぁ、そうだ。確かにシム中の女子を殴った。この通りだ許してくれ!頼む!」
メイソン土下座

「まぁ、許してやらんこともないが……もうあいつには近づくなよ」

「た、頼む……それだけはやめてくれ!頼む!オレはあいつが好きなんだ!」

「でも、殴ってくるような男をあいつが好きになるかなぁ……?」

「もう殴らない!殴らないからそれだけは…それだけは…!」

「しょうがねえなぁ。良いよ。やめてやる。でも、断られたら諦めてやれよ?」

「わかった!」

「よし、顔を上げろ。良いだろう。条約結んでやるよ」

「ありがとう!」
と目に涙を溜めメイソン

「だが!」

「だが…?」

「条約の内容はオレが決める」
とビアンコ

「わ、わかった……お前が全部決めろ……」
と残念そうにメイソン

「まず、第1条は[フェアル中に他校からなんらかの被害があった場合、シム中が介入しても良いものとする]…と」


「お、おう……」

「第2条は[フェアル中とシム中はこの条約がある限り対立しないものとする]…と」

「う、うん……」

「まぁ、こんなもんで良いかな」

「マジか!」
とメイソン

「おう…なんだもっとつけて欲しいか?」

「いやいやいやいや……それで結構!」

「よし。名前はラスベガス条約…と。決定だな!」
とビアンコ

「じゃあ…今度アイツが来た時は霧崎…頼むぞ」
とメイソン

「あぁ、わかったよ」

「(だが、アイツも半端なく強かった…霧崎にも勝てなかったら終わりだな……頼むぞ…霧崎……)」


つづく