オレは、アペティグマという名の新種の熊。 -104ページ目

オレは、アペティグマという名の新種の熊。

オレは、アペティグマという名の新種の熊。
略して熊ブログへようこそ(・囚・)

自分が凄いと思った事や
面白いと思ったこと

好きなバンドの話など
色々なテーマで書いてる。

何、熊ブログのくせに
背景が犬!?

・・・小さいことは気にするな(・囚・;) 

――ここはビフネスト市
ヨルンハイムの都市だ

ビフネスト市立フェアル中学校では、あることが話題になっていた

「何ィ!?メイソンがやられた!?」

巷じゃ名の知れた不良、ジャック・メイソンがケンカで負けたらしいのだ

「それは他県の奴らなのか?」
パウロが目を丸くして言った

「他県っちゃ他県だがこっちの人間っちゃこっちの人間かな」
ネウソンが言う

「あーもうわけわかんねーよ。遠回しに言うな!」
とパウロ

「こないだ他県から引っ越してきた奴らしいんだ」
とネウソン

「他県か……」
とパウロが言ったところで走って来てアレクシスが

「わかったぞ!誰がメイソンをやったのかが!」

「マジかよアレクシス!」

「どうやらアルファイムから越してきた、シム中の―」

「霧崎・スチュワート・ビアンコって奴らしい」

「アルファイム…?あんなとこにメイソンに勝る不良が…ってか、不良のイメージが無いぞあそこ」
とネウソン

「でも、情報通のケビンが言ってたんだ間違いねぇ」
とアレクシス

「そうか……」

――シム中

「どしたんだビアンコ。その顔」
とパトリッシュ

「ん?この顔?オレの顔だよ」

「そういうことじゃなくてさ。目の回り青いしほっぺ腫れてるし…」

「ビアンコ。お前昨日ケンカしただろ」
とレオナルド

「してねぇしてねぇ」

「いーや、ケンカしなれてるオレにはわかんだ。ケンカした後の奴の顔がな」

「そうか…うん、したよ。ケンカ」

「だから、そんな顔になっちゃったのか…」
とパトリッシュ

「で、誰とやったんだよ?」
目を輝かせレオナルド

「他中の奴の名前なんか知らねーよ」
とビアンコ

「外見は?外見」
とレオナルド

「えーと確か…アペティコだったかな」

※アペティコとは、トラから派生したアペティ種のこと

「ここらでアペティコっつったら……ジャック・メイソン……だな……」

「どしたレオナルド?顔が青いぞ?」
とビアンコ

「お前ヤバイことしたかもしれんぞ……」

「なんでだよ」

「そいつがもしジャック・メイソンだったら――」

「フェアル中を敵に回したぞ……」

「フェアル中ってなんだよレオナルド?」
とビアンコ

「フェアル中知らねえのか…フェアル中はな…ここらの上位ランカーの大体がいる学校だ」

「マジかよ。それはヤバイことしたな……」

――次の日

「うわっ、大丈夫かよレオ!」

「あぁ、なんとかな…」

「ボクシングやってるお前がケンカで負けるなんて…」

「集団で来られたんだよ」

「卑怯な野郎だぜ……」

「制服からして、フェアル中っぽかった」

とクラスの何人かと、レオ・ウォーカーが話している

「早速やって来やがったか…」
とレオナルド

「どういうことだ?レオナルド」
ビアンコ

「そいつの身の回りの奴袋叩きにして、誘き出そうって魂胆だ」

「マジかよ…クッソ、オレのケンカが回りを巻き込むなんてな……」

「そもそもなんでケンカしたんだよ」
とレオナルド

「………なんでもいいだろ」

キーンコーンカーンコーン

「ほら、授業が始まる」

「お、おう」

――その日の放課後

「よっしゃ、誘き出てやるかな……」

「バカかお前?誘き出たところでやられるだけだぞ?」
とレオナルド

「ただじゃ出ねーよ。代償を払わす」

「だ、代償……?」

タッタッタッ

「あ、あのっ……ビアンコ先輩……ですか?…」
アペティグマの女子が走ってきた

「そ、そうだが…誰だお前?」

「わたし、1年のアイリス・ハーノスって言います!こないだは先輩に助けて頂いたのに、ろくにお礼も出来ずに……」

「あぁ、別にお礼だなんて良いよ」

「いや、それではわたしの気が済みません……なのでビアンコ先輩の元を伺わせて頂きました」

「お、おう……」

「本当にありがとうございました」ペコッ

「今度からは気をつけなよ」

「はいっ!では、これにて失礼します!」ペコッ

タッタッタッ……

「なるほど……そういうことだったのか……」
とレオナルド

「あぁ、そういうこった」
とビアンコ

「良い奴なんだなお前」

「そうでもねぇよ…」

「にしてもかわいかったな、あの子」

「だろうな、オレがこないだ通りかかった時も告白されて断ってたし…」

「で、逆上して……か」

「メイソン…だっけ?叫んでたぜ。みっともねえ」

「相当惚れてたんだな……で、ビアンコ。さっきのただじゃ出ねえって話だが……」

「下位ランカーぶっ飛ばす」

「マジで言ってんのか?」

「あぁ、向こうが直接来なかったんだ。こっちも遠回りさせてもらうぜ」

「そのケンカ付き合わせて貰うかな」

「お、レオナルド来るのか」

「お前だけにあの子に良い顔させねーよ」

「いや、おせーよ。お前がフェアル中の下位ランカーぶっ飛ばしたとこで、あの子とお前の間にはなんも起こらんだろ」

「わ、わかんねーだろ!『レオナルド先輩ケンカ強いんですね!カッコいい!』って…」

「ならねえならねえ。ありえねえ」

「なんだとお!?」

「ま、とりあえず行こうぜ」

「お、おう…」

つづく