もしかして、
例年よりも早く開花?と、
根津美術館の庭園を
訪れてみると、、
既に8割は開花。
一番瑞々しくて美しい、
咲きかけの花や蕾。
ここの燕子花は、
毎年GWに合わせて咲く
律儀な花、なのに、
今年は早過ぎて
GWには爛熟期になりそう。
早く咲いたせいで、
名残の藤の花との、
紫の濃淡が楽しめるのも
嬉しいのです。
みなさま、
急いで見にいらっしゃることを
お勧めします!
国宝「燕子花図屏風」を
中心に据えた展覧会の方も充実。
今年は、
光琳が生きた元禄時代
(最も文化芸術が百花繚乱、
花開いた時代)に焦点をあて、
ビフォア光琳の
江戸画壇の作品の数々
(大和絵や狩野派など、
光琳作品誕生に影響を与えた
作品群)から、
光琳と同時代に栄えた
大津絵をはじめとする
庶民絵画の世界まで、
なかなか興味深い
キュレーションになっています。
ちゃんと解説を聞かないと、
ちょっと散漫な集め方にも
見えちゃうのが惜しいけど。
毎年毎年、
手を変え品を変え、
燕子花図屏風を核に
展覧会を開催する、
その手法には毎年、
感心させられますね。
今からもう、
来年のテーマ設定が楽しみです。
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