三谷幸喜 作・演出
「ショウ・マスト・ゴー・オン」
＠三軒茶屋パブリックシアター。
鎌倉殿の13人で
ノリに乗ってる三谷さんの、
31年前に書いたコメディの
再再演。
再演が94年、
だから役者も替えて、
28年ぶりの公演になります。
場面は舞台のバックヤード。
そこを仕切る舞台監督に、
主演の鈴木京香。
これは初演再演は男優が演じた役。
そんな配役にも、
三谷さんの時代を見る目が
感じられます。
京香さん、超カッコイイ！
舞台俳優でマクベスを演じる役に、
尾上松也。
あら、また太った？
(緩んだ？)
化粧が映えるし、
口跡が良いので、
その可笑しさがひときわ。
その他、
脚本家に今井朋彦、
舞台美術を作る名人に新納慎也、
老医師に浅野和之、、
若手では、
クルクルと走り回る
舞台裏の演出チームに
ウェンツ瑛士と秋元才加、、
すごい運動量！！
皆んなクセが強い役者揃いで、
もう、
最初から笑い笑いの連続！
三谷幸喜、恐るべし！
こんな群像劇、
よく交通整理して
作り上げられたものだわ！
それぞれが皆んな
持ち味が出るし、
全員に何らかの見せ場を
用意しているし。
それに、
1人として不幸な笑いにならない。
これって、
すごいことですよね！！
皆様に是非観て、と
お勧めしたいけど、
12月27日まで公演があるのに、
あまりの人気に
チケット完売らしいので、
もし幸運にもチケットが
手に入ったら、と
いうことで。
昨日あまりにもシビアな
METオペラ「メデア」を
観た後なので、
この群像コメディで
心のバランスが中和された感じです。
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