豊科図書館の2階に、
安曇野出身、
熊井啓氏の記念館があります。
帰京する前に、
寄ってみました。
すごい存在感!
右側から順に、
いかにして映画監督になったか、
そしてその作品のバイオグラフィーが。
37歳にして
名作「黒部の太陽」を撮った、
という、
若くして成功をおさめた
イメージがあったのですが、
そこまで行く前の
壮絶な苦労の歴史も語られていて
感動してしまいました。
映画のシナリオや、
懐かしいポスター、
受賞したトロフィーなども
たくさん紹介されています。
「千利休 本覺坊遺文」の
資料もいっぱい。
エピソードと併せて、
この作品は
是非見てみたいと思います。
(知人の奥田ファンによるとYouTube
に上がっているそうです)
最後のコーナーに監督夫人
熊井明子さんの著作等が
並べられていること。
日本にポプリを広めた
第一人者であり、
ポプリ研究家として
80年代のノンノでエッセイの
連載を持たれていて、
駆け出しの編集者の私からみて
憧れのかたでした。
その後
「シェイクスピアの香り」等の著作で、
英国やシェイクスピアの
新しい角度からの見方を
教えてもらった気がします。
こういった活動を
熊井監督が背中を押して
励ましていらした、ということ。
三船敏郎や裕次郎など、
男優がいっぱい出る
男っぽい映画を作る
昭和のオトコのイメージと違って、
優しくて美しいものを愛する妻を
応援する男性。
その振れ幅の大きさも魅力です。
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