先日のかてぃん、

こと角野隼斗さんの
ショパンのピアノ協奏曲を
聴いてから、


なんだか一日中、
耳の中でショパンが
鳴り続けています。


今日読了した本は
「Fショパンとリスト」
(高野麻衣 著 集英社文庫)


ロシアに蹂躙された
ポーランド出身のショパンと、


ハプスブルク帝国に
呑み込まれた
ハンガリー出身のリスト。


一歳違いのピアノの天才二人が、
パリで出会い、
お互いの才能に強烈に
惹きつけられながらも、


友情を超えた愛、
嫉妬、
そして別れ、、


名曲が生まれた
背景も語りながら、
時にBL?!
と胸ときめく描写も♡


一方で、
今のウクライナと同じような
政治的境遇に置かれている、
才能溢れる音楽家たちの
政治に翻弄される
魂の彷徨。。


単なる「ピアノの詩人」では
語れないショパンを、
ここまで
エンターテイメントとして
魅力的に描き出す筆力、
すごいです!




いきなり文庫で発売なので、

調べたら、


去年11月に
朗読劇の脚本として世に出て、
それをもとに
書き下ろされた作品でした。


朗読劇ベースだからこその
分かりやすさ、
盛り上がり、
ワクワク感、、
絶対お勧めの一冊です!

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