セイジオザワ松本フェスティバル

の青いフラッグが
風にはためいています。




もうすぐ、もうすぐ!





今年のオペラは

モーツァルトの「フィガロの結婚」




その関係者トークショーが、

あがたの森文化会館講堂で
開かれたので行ってきました。




今回合唱指導を担当する

根本卓也さんは、
作曲家・チェンバロ奏者として
活躍中の方。
新国立劇場にも出ている方です。




チェンバロを弾きながら

フィガロの楽しみ方、
楽曲の特徴を
楽しく解説してくれました。




「フィガロの結婚」は

貴族階級と平民の
ある種下剋上の物語でもあり、




フランス革命の時代の

香りに溢れた原作と
音楽の関係性における
チェンバロの意味について、
なかなか興味深いお話が聞けました。


実はフィガロは
貴族の婚外子であることが
最後に分かるわけですが、


それは既に最初の登場時の
チェンバロの音で
実は暗示されている、とか。


何故なら、モーツァルトの時代、
チェンバロは旧体制の貴族に
帰属する音だったから。
なるほど!




また、

後半には演出担当の
ローリー・フェルドマンさんが登壇。


時間・時計をイメージした
プロダクションについて、
この日初めて劇場の
回り舞台を動かして音楽と合わせた、
と、なかなか臨場感あふれるお話が。


1939年にジャン・ルノワールが
撮った「ゲームの規則」?
タイトル、
よく聞き取れなかったけど、


その映画の時代感
(大戦前の価値観や身分感が
ガラッと変わる)と、
フィガロの時代と、
今この時代と、、


三つのシンクロに注目して
演出プランを作った、とのこと。


もう何十回も観ている
フィガロですが、
そう聞くと絶対見なくちゃ、
と思えますよね!


ふふふ、事実、
トークショーを聞いて
チケットを買っちゃいましたよ。


すごい人気で演目で
チケット戦争に出遅れた私は、
悲しく上階の端っこの席しか
取れませんでしたが。。


このトークショー、
素晴らしいことに先着順で
無料公開だったんですよ!


松本、ホントに太っ腹です!!

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