初 生オペラ

@池袋 東京芸術劇場。


やっぱり、
生の声はいいわぁ!!


昨日は、
フランスものダブルビル、
しかも両作品とも、
私は初見です。




第一章は、

プーランク作曲
「La voix  humaine 人間の声」


人気実力ともNo.1
ソプラノ森谷真理さんの独唱。
ジャン・コクトーの戯曲を基に
プーランクがオペラ化した作品。


別れた男からかかってくる電話。
しかも昔の電話だから
交換手を通したり、
別のマダムと混線したり。


それを挟みながら、
いかにもフランス的な別れと
未練と
自己愛と、
自己憐憫と、
自尊心の、
ぐだぐだのやり取り。。
そして最期に、、、




続く第二章は、

ビゼーの劇付随音楽「アルルの女」


こちらは、
なんと「孤独のグルメ」でお馴染み
松重豊さんが
「語り」役その他で登場!


井之頭五郎役とは見違えるほど!
白のロングテールシャツを
スーツで挟んだ
コーディネートが
最高にスタイリッシュ!


グレーヘアも
黒縁のメガネも素敵だし、


顔が小さくて
手脚が長くカッコいいし、
何役かの演じ分けも流石で、
スターの風格です!


おかげで、初めて全曲を聴く
「アルルの女」の全容が
よく理解できました。
曲は知っているけど
筋は知らなかったから。


あのカルメンの作曲家
ビゼーらしく、
ファムファタルと、
彼女にとことん魂を奪われる
オトコを
音楽で描いていたのですね。




かなりマニアックな演目、

と思うのに、
広い東京芸術劇場
コンサートホールは、
ほぼ満杯!


皆、生オペラに飢えてる?


こんなに楽しめて、
三階席なんか3000円。
今日一日のみのプロダクション。


なんだか、
すご〜く、
お得でした!!


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