中村勘太郎くん、
勘九郎さまの長男、9歳。
すごい すごい!
胸熱!!
素晴らしかったです!
昨夜は歌舞伎座。
二月大歌舞伎の初日でした。
その第三部での
中村屋父子の「連獅子」
真っ直ぐに父を見つめる眼差し。
谷底に蹴落とされても
何度も何度も
這い上がってくる胆力。
指の先までピンと漲った気力迫力。
何よりも、魂の美しさ!
歌舞伎史上、
最年少の連獅子。
父の勘九郎さんは
10歳で勤めたそうですが、
9歳、小4での連獅子、、
まだ背が低い、
身長差が大きい、、
しかも初日。
もう、お宝、という以外ない、
胸に迫る舞台でした!!
やっぱり中村屋のDNA?
何かが乗り移ったような、、
ちょうど祖父
一七世中村勘三郎の
三十三回忌 追善狂言。
この連獅子の物語に、
中村屋の四代にわたる
父子物語を重ねて、
なおいっそう感動が
深まるのでしょう。
歌舞伎では
カーテンコールは無い、
と分かっていながら、
終わっても誰も席を立たず
拍手に次ぐ拍手!
半分以下の人しか
入れていない歌舞伎座が
大拍手で揺れました!
去年は確か、
幸四郎・染五郎の
高麗屋父子連獅子、
猿之助・團子の叔父甥連獅子、
と見てきたけれど、
この中村屋の連獅子は、
もう別世界!!
あの重い赤い獅子の毛を、
あと25日、
千穐楽まで毎日振る勘太郎くん。
身体は大丈夫?と、
まるで親戚のオバサンのように
心配してしまう私たちです。。
次男の長三郎くん 7歳も、
七之助さまの子供のお役で
「奥州安達原」に出演。
こちらも頑張りました!
いずれ長三郎くんも
毛振ができる年齢になったら、
父子3人の連獅子が
見られるようになるはず!
それまでは何としても、
このコロナ禍を
生き延びなくちゃね!
こんな希望を与えてくれるのも、
世代を繋いでいく
歌舞伎の魅力だと、
しみじみ思うことでした。。
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