雑誌ananが、
今年創刊50年を迎えました。

ということは、 
non・noは来年創刊50周年よ!



それを記念するイベントが、
渋谷スクランブルスクエア内の
3箇所で11日まで開催中なので、
出かけてみました。 



まずは12階の展示スペース。
ここではスクリーンに
ananゆかりの有名人が
コメントを寄せる動画を
流していると同時に、 



パネル展示で、
ananが
平凡パンチのページを経て
ananという名前で
生まれるまでを、

back to '70年代という
括りで紹介。




そして70年代の
アンノン族を生み出した、
海外及び日本ロケの、
旅とファッションの名作ページの
数々が掲出されています。


看板モデルだった
立川ユリちゃんの
チャーミングな事と言ったら!!



ページそのままを
掲出しているので、
当時のアンノン族である、
私を含めた見にきている人たちの
老眼には、
小さいし見にくいし、


ちょっと学園祭の
パネル展示のようで 
ショボいのが哀しい、、
ですが、


仕方ないのでiPhoneで
撮影して拡大して読むと、、


もう、一瞬で、
ナニモノでもなかった「あの頃」
にワープして涙涙、、



特に
「みんなで作ろう、新女性誌〜
編集スタッフ大募集」の記事。  



この中の
「編集者の見本帳 
ファッションエディター 
ファッションディレクター」
のページ。


学生だった私は、
これを見て、
こういう仕事をしたいっ!っと、
心に誓った日が蘇りました!!


就職時、
私はananか non-noの
編集者になりたくて、


まずananの平凡出版に聞いたら
「短大卒」しか
採用しないと言われ、


4大卒の女性編集者を
第一期生として募集していた 
集英社を受け合格し、
配属された、
という経緯があるのです。  

あー、時代だわあ。。



さ、気分を変えて、、
12階の展示会場には
巨大パンダのぬいぐるみが置かれ、
自由に写真が撮れます。  




4階には現在のanan
実物が並ぶコーナー、


そして2階にはananグッズの
ポップアップショップが。 


70年代ananの、
高い志とファッション性、
冒険心に満ちた、
いい意味で尖った誌面を見た後で
現在を見ると、、


あー、またブラックな
言葉が次々と出てきちゃう、 
困るわ、、


でも、ジャニーズや
韓流系のグループ表紙や、
かなり際どい
肌見せ写真の表紙に、
きっと売れた号なんだろうな、  
と思いつつ、

残念ながら、
あの頃のananが持っていた
高みや凄みは、
少しも感じられなくて。。


anan創刊の頃の
平凡出版を舞台に
3人の女性の生き様を描いた
窪美澄さんの「トリニティ」や、


その後のananを
時代評論的に
たっぷり描いた
酒井順子さんの「ananの嘘」 
など、


ananの50年の歴史と物語は
素晴らしくドラマチック。


どうか
私が好きだったananでいて。
私の人生を変えたananでいて。

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