「松本十帖 松本本箱」第3弾。

こちらの真骨頂は、
やはり
こだわりの本箱にあります。

浅間温泉の
300年以上続く老舗名門旅館
「小柳」の大浴場を
そのまま生かした、圧巻の本箱!


そこに入るには、
レセプションの左の
ロビーを横切って、靴を脱ぎ、
絨毯敷きのフロアに
足を踏み入れるところから。


三段構成の巨大な本箱。
まず、上の暖簾をくぐると、
タイル貼りの大浴槽の周り、
全てが本、本、本。。



地下に降りて暖簾をくぐると、
こども用の本が。

ここの浴槽は、
真っ白なプラボールで埋められ、
まるでバブルバスの中で戯れるよう。



本棚のサイズも
こどもサイズで、
迷路のように組まれ、
突然そこに、
お風呂の洗い場だったことを示す
カランが顔を出したりして。


驚きとわくわくに満ちた
本ワールドが広がっています。


真ん中の階には、
ブックホテルでよく見られる、
本棚の裏の秘密基地も
いくつか用意され、
誰にも邪魔されずゆっくり
読書に没頭できます。



また、各部屋にも本棚があり、
なかなか気の利いた
セレクトの本が。


私たちの部屋にあった
須賀敦子さんの「塩1トンの読書」
と、角田光代さんの
「ポケットに物語を入れて」


なかなか自分では手に取らない
書評集ですが、 
読み出したら面白く、
真夜中までかかって、
部屋で2冊とも読了しました!


ものすごい知的刺激!

松本本箱の真価、ここにあり!



暗い部屋や、
読めない文字や、
あまり納得いかない朝食は
あるものの、


文化都市 松本に相応しい
町おこしの形として、
とっても嬉しいプロジェクト

「松本十帖」のスタート、
だと思います。

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