11日建国記念日から急にオペラティックな毎日。

昨日は、ヴェルディ協会と二期会主催の、マエストロ サグリパンテイ氏講演会へ@自由学園 明日館。

サグリパンテイ、と名前を言うと、皆、笑ったり聞き直したり、なかなか楽しいお名前なのだけれど、
ご本人はお髭の似合う長身のイケメンくん。
頭の回転も超速い、音楽的知識に溢れた、その上ユーモアのセンスもあるとっても素敵な方でした。

彼は今回が初来日。二期会の「椿姫」を振るため招聘されました。


講演会では、オペラ評論家の加藤浩子先生のインタビューに答える形でベルカントオペラからヴェルディまでの音楽の流れ、椿姫の中にはワルツのリズムが流れている、という名言まで、とっても興味深いお話が。

笑ったのは、子供の頃TVでムーティさまの指揮を見て、長い髪を振り乱しているのがカッコイイと憧れ、指揮者を目指したけど、
実際指揮者になってみると長い髪では汗をかき過ぎて無理!
だから髪は短くした、と。
なんだか、可愛い!!

実際の音楽を聴く前にすっかりファンになってしまったのでした。

このプロダクション、新制作で、演出は宝塚出身の方。贅沢でドラマチックな、皆が求めている椿姫の世界を創り上げたい、とインタビューで答えていたので、ものすごく期待!

その上、二期会のスターバリトン成田さんがジェルモンを歌うので、それもワクワク!!

23日の舞台が本当に楽しみです!


昨夜は、プレ企画として二期会の若手ソプラノとテノールが、ヴィオレッタとアルフレードの素敵なアリアを聞かせてくれ、
帰宅中ずっと椿姫のメロディが頭に流れていたのでした。

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