引き続き、新春歌舞伎 夜の部@新橋演舞場。
勸玄クンとぼたんちゃんが2人とも出るとあって場内の熱気、最高潮!


まず一部は「め組の喧嘩」
海老蔵演じる鳶頭 辰五郎(粋でいなせでカッコイイ!)と、右團次演じる相撲取り、2組の間に起こる、江戸の華と呼ばれる喧嘩。


命を捨てる覚悟で喧嘩場に赴く海老さまの息子を演じる勸玄クン、
またまた健気で愛らしくて、しかも泣ける演技!

特に、お父さんの真似をして着物の裾をからげながらストンと座る仕草。それを何度も繰り返して笑いを取りにいくところ、
演出なのかアドリブなのか分からない、なんともしたたかな舞台度胸にはビックリさせられます!


ぼたんちゃんは、二部の舞踊劇「仲国」に胡蝶の精として登場。パパ海老蔵と2人で本当に幸せそうに踊って、周りのおばさまたちみーんな、かわいいねぇ、と囁きあって。

まだぼたんちゃんが子供で可愛いから許されるけど、いずれ女の子は歌舞伎俳優として歌舞伎の舞台に立てないことは自明の理。

こういう思い出がどんな風にぼたんちゃんの人生に影響してくるのでしょうか。


観客全員が、舞台とシンクロして、まるで親戚の子供のように見守っている、世にも不思議な家族の物語。

私もしっかり見届けていきたいと、また改めて思ったのでした。。

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