三連休の最後は、トリエステ ヴェルディ歌劇場「椿姫」@東京文化会館。


オペラ評論家の加藤浩子先生のコーディネートで、事前レクチャーとアフターパーティ付き、丸一日、椿姫の世界に浸ってきました。


トリエステは、イタリアの海辺の小さな地方都市にもかかわらず、ハプスブルク帝国のエリザベートが足繁く通った歴史のある、とてもウィーン的な香りのする街。

4年前に訪れた時の、素朴かつ文化的な印象が蘇ってきました。

その街の個性がそのまま現れた感じがしたのが、今日の「椿姫」。


今世界で一番ヴィオレッタを歌えている、と称えられているソプラノ マリナ・レベカがタイトルロールを。

すっごく声が出ていてよかったぁ!


一時めちゃくちゃ世界中で引っ張りだこだった、そしてその後また復活を遂げたメキシコ生まれのテノール ラモン・ヴァルガスがアルフレードを。

最盛期のカーンと出る明るい声からニュアンスある大人の声に変わり、役的にはちょっと老けてはいるものの、その分人間性の表現が深まった感じ。よかった。


グレイヘアの渋系超イケメンのバリトン ガザーレがジェルモンを。

もうもう、ここぞとばかり、プロヴァンスを朗々と気持ち良く歌い上げて大喝采。サービス精神満点で、さすがスターの貫禄。


アフターパーティには、この3人が揃って出席し、大盛り上がり!
公演の大成功の後とあって、皆さんご機嫌で、バッチリ、サインもいただきました。

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