ロンドンの街角は、今MARY QUANTのショートボブ姿があふれています!
雑誌の表紙にも、建物のウォールや、バスのラッピングにも!
昨日一日がかりで行ったDIOR展の後の、4月6日土曜日から、V&Aでマリー・クワント展が始まるからなんです!
もうチケット発売中ですが、トークイベントをはじめとした期間中イベントは既に売り切れ!
もし、4月以降ロンドンに来る予定のある方は、今からチケットのオンライン予約を是非おススメします!
ロンドンっ子は、本当にファッションの展覧会が好き!ましてや、1960年代スィンギングロンドンを象徴する人で、現存のデザイナーの展覧会、盛り上がるに決まってる!
私も見たいけど、これ以上長くは留まれないので、泣く泣く諦め、その代わりに、現在、ファッション&テキスタイル ミュージアムで開催中の
「スィンギングロンドン /テレンス・コンランとマリー・クワント」という展覧会を攻めてみました!
美男子コンラン卿と、後のマリーの夫(こちらも美男子)とは、学生時代からの幼馴染み。コンラン卿はテキスタイルや家具をデザインしたり、やがてハビタというライフスタイルショップを開き、ファッション誌のようなカタログを創り、、大金持ちのエスタブリッシュメントにもかかわらず、親の時代の価値観をガラッと変えた恐るべき才能の持ち主。
チェルシーコネクションという新しいムーブメントを起こそうとしている若いデザイナーやアーティスト、フォトグラファー、モデルたちとの、ゆるいけどパワフルな関係から、次世代の新しい価値観を創り出していくのです。
1965年頃のデザインには、懐かしくて涙涙なものがいくつも!
生意気にも海外の雑誌を取り寄せて読んでいた私は、胸きゅんきゅんでマリー・クワントのミニドレスに憧れて似た物を作ってもらっていたものです。
特に高校時代に売り子(今は販売員よねー)のアルバイトをしていた、当時地元で一番お洒落な店では、
アルバイト代をすべて、マリー・クワント風ミニドレスに使っていたわ、、遠い目。。
人生で最初に自分のお小遣いで買ったコスメは、マリー・クワントのデイジー柄の缶に入った、クレヨンだったし。
これも展示されていて、ますます胸きゅん。
デイジーの花がついたカラータイツも各色揃えて買ったわねー。
すっかり感傷に浸っていますが、これは一部。ビートルズやストーンズ、ミニの女王ツイギーとの関係や、誰よりも早くアメリカのデパートやアパレルと組んで、世界にマーケットを拡げていった、マリーの功績も、V&Aでは語られるはず。
そして、不景気を象徴するといわれるロングスカートやビッグなシルエットに飽きてきているファッションの世界にも、マリーのインフルエンスが強く浸透するはず。
あー、やっぱりV&A展、ますます見たいなあ。
ところで、ファッション&テキスタイルミュージアムの次回展示は、
なんと50周年を迎えるザンドラ・ローズです!
これもまた、爆級のインパクト!
ほーら、ロンドンは楽しい!
また来なくちゃ!
#ロンドン #マリークワント #ファッションアンドテキスタイルミュージアム