昨日は終日DIORデー。


というのも、ヴィクトリア アンド アルバートミュージアムでDIOR展をやっているのですが、
既に時間指定前売りチケットは、開催中すべて完売!日本から用意して来れなかったので、


仕方なく10時から発売される当日券の購入列に、9時半(!)に並んだわけです、、この時間で既に50名以上並んでる!何でこんなに人気なんだろう、、


寒い風が吹く中並ぶこと30分、ようやくチケット売り場が稼働。しかし、チケットブースまでたどり着くのに、また30分待ち!



しかもやっと買えたチケットの時間指定は13時45分!30分にエキジビション入り口に来てね、と明るく言われ、、あー、あと3時間も待つわけね、、


V&Aがあるサウス ケンジントンには自然史博物館や科学博物館など、無料で入れる場所がいくつかあるので、仕方ないので回って時間を潰して、カフェでもショコラなんか飲んで体を温めて、


やっと13時半に入り口に戻ると、またまた長ーい列。。45分にやっと階段を下りてよし、と言われ、チケットと荷物チェックのカウンターへ。


中は凄い混み方。しかもファッションぽい人ばかりじゃなく、本当に普通の人たちでいっぱい!なんでこんなに人気があるんだろう??とまた、疑問が湧く湧く。


その答えの1つは、アン王女が21歳の記念に、ムッシュ・ディオールが作ったオートクチュールに身を包んだポートレートの前で、大渋滞していたことで納得がいきました。
皆、ロイヤルが大好きなんだから!






待ってもいく価値があったエキジビションの様子は、写真で見て下さいね。いっぱい撮っちゃいました。

今回の展示の目玉は、ムッシュ・ディオールと、その後の後継者たちをカテゴリー毎にまとめていること。それだけに、サンローラン、ガリアーノ、ラフ・シモンズなどの才能とディオールへの貢献度(?)というか相性というかが、はっきりくっきり見えて、大変に興味深いものでした。

今回はオートクチュールメインの展示だったので、
もっとも凡庸と言われたマルク・ボアンが作ったといわれるジャカードのディオールロゴへの言及や、
ダイアナ妃が愛したバッグや、香水以外のコスメへの言及はなし。

マーケティングの視点が入ると、また違った展示世界が構築できるので、それもまた是非見てみたいと思ったことでした。

というわけで、朝から1日がかりの長い長いDIORデーが、暮れて行きました。。

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