友人から「シロタ家の20世紀」という映画のDVDを借りて、見ています。
戦後、日本国憲法に男女平等という項目を入れるのに大きな力を発揮した女性のお父上が、高名なピアニストであったレオ・シロタ氏。
そのレオ氏に、東京芸大ピアノ科在学中から師事し、公私ともに長く交流した人が、友人のお母上である中華料理研究家の王馬煕純さん。
ウクライナの村から数奇な運命に導かれて日本に来てピアニストとして大成功したレオ氏。
ハルビンから、これまた数奇な運命に導かれて東京芸大ピアノ科に入学し、生きるためにピアノではなく中華料理を選び、著名な料理研究家となった王馬熙純さん。NHKの今日の料理でおなじみでしたよね。
二人の運命が交差するとき、日本の、そして、世界の歴史が動いて。。
シロタ家の人々の、日本に向けて果たしてくれた大きな力に感動!
このDVDを見るまで、レオ・シロタ、はピアニストとして名前だけ知ってるくらいで、他は何も知らなかったので、本当に感銘を受けたのでした。
それに加えて、王馬熙純さんの、女優さんのように美しく華やかな若かりし頃の姿にうっとり。。
大戦前から戦後の軽井沢の上流階級の様子や、
当時の日本の音楽事情などもわかり、なかなか得難い貴重なドキュメンタリー映画になっています。
機会があれば是非、多くの人に見ていただきたい、と全力でおススメします!