トルストイの名作「戦争と平和」を下敷きにした斬新な舞台。
井上芳雄クンは、くしゃくしゃの髪に丸メガネ、もっさりした服とガニ股歩き、という、ミュージカルのプリンスとは思えない役作り。
こんなの、初めてじゃないかなあ。。
歌唱はいつにも増して迫力があり素晴らしかったけれど、ヨシオファンとしては、微妙。。
やっぱり、主役らしい美しいヨシオが見たいわん。。
舞台を掘り下げて観客席を作り、迷路のような通路で演じる、という立体的な演出。これは、オリジナルのブロードウェイと同じね。
台詞、というか歌詞もトルストイベースで、なかなか難解で文学的なのだけど、
乃木坂46の生田絵梨花がヒロインを演じることもあってか、適度に俗っぽくロマンティックで、身近な世界になっていました。