先週末のことです。


23日から本戦が行われた「第10回浜松国際ピアノコンクール」


2日目の昨日夜、発表があり、優勝から6位までが表彰されました。


今日はその6人の、入賞者披露演奏会があり、先程無事終了。約16日間にわたるコンペティションのすべての行事が終わりました。


3年に一回の、このコンクール。
恩田陸さんが2017年に直木賞と本屋大賞をダブル受賞した「蜂蜜と遠雷」。
そこに描かれた世界があまりに素敵だったので、どうしても今年来てみたくて。。あはは、なんと言ってもミーハーなもので。。


やっぱり、同じ事を考える人が多かったとみえて、本戦2日間のチケットは瞬速完売。
披露演奏会ももちろん完売。


それでも諦められない人、自由席の順番待ちをする人が、開場3時間も前から長い列を作り、
熱気がすごいすごい。


始まる前にバックステージも見せていただき、
浜松アクトシティの、オペラの舞台4面が取れる、奥行きある素晴らしい機構にもびっくり。

出演者が待機する場所を見て、こちらまで緊張が移ってきそうで。


一次審査は、88名。その後2次予選、3次の室内楽予選を経て、
本戦は、東響との共演。
すべて勝ち進むと、合宿のような16日間に4曲を演奏することになり、精神的にも肉体的にもものすごいハード。


だからこそ、蜂蜜と遠雷に描かれたような人間的な触れ合いや成長もきっとあり、
また、そんなポジティブなことだけじゃなく、駆け引きや黒い部分もきっときっとあり。。

それぞれのコンテスターのバックグラウンドなどが垣間見えると、
肩入れしたくなるファン心理もあり、
とにかく、普通にコンサートを聴くよりも、2倍も3倍も、こちらも緊張して濃密な時間になるのです。

あー、書ききれないなあ、続きはまた後ほど。

#浜松国際ピアノコンクール