「立ち待ち月」の夜は、清澄白河の清澄庭園 涼亭にて観月会。

この日に間に合うように、2ヶ月に渡った2拠点生活拠点を引き揚げて東京に戻ってきました。


清澄庭園での観月会は、もう3年か4年になるかしら。
最初は会主である友人の発案で、内輪で美しい月を愛でようと、ささやかに始まった会ですが、



今年は「秋を楽しむ能」と題して、
ゲスト講師に京都の観世流シテ方 河村晴久さまを迎え、
月にちなんだ能「融」のお話をメインに、月を愛でる日本の美意識から、伝統芸能の持つ自然との共感など、素晴らしいご講義を拝聴しました。

池に張り出した涼亭は、ちょうど「融」のモデルとなった貴人の作った庭園とまったく同じ構造だとか。
そこで聞く謡は、なんとまあ贅沢なこと!!






お料理は日本料理の「花の木」から、お月見にちなんで、まあるい造形を多用した美味しいケータリング。

お酒は島根の王録、お茶は茶銀座と、こだわりのセレクト。



6時から始まった宴ですが「立ち待ち月」という通り、8時過ぎの閉会時になって、雲の合間から冴え冴えと輝くお姿を、ほんの一瞬、見せてくれたのでした!

それにしても、こんな贅沢なおとなの遊びを、一から作り上げてしまうコーディネート力。
各界の方々を集めて熱い場を作る巻き込み力。
会主である友人のパワーに、改めて敬服した夜でした。。

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#能 #立ち待ち月