ワグナー ミュージアムを訪ねました!


天才にはありがちな、傲慢で強欲なワグナーさま。
バイロイトの王さまにオネダリして、お城の入り口の広大な土地を要求して、自宅を作りました。
そこが今ワグナー ミュージアムになっています。

中に入ると、最新ハイテクを駆使したいくつかの展示に肝を抜かれます。



まず、大きなbookのページをめくると、楽器ごとの演奏が聴け、それを加えていくとオーケストラの音になるシステム。オーボエにクラリネットを加えてファゴットを入れて、、その度に音が重層化し、複雑な味わいを増し、、これは一日中やっていても飽きませんね。



ローエングリンはじめ、タンホイザー、リング、パルシファル、オランダ人、と主要な オペラの衣装がデジタル画像と共に展示されたコーナー。





バイロイト音楽祭で振った、今昔のマエストロたちのモノクロ写真の数々。カラヤンやクライバーと並んで、愛するキリルさまや、イケメン フィリップ・ジョルダンさまも!



旧館の方には、ワグナーが実際に室内楽の演奏会を開催した瀟洒なホールや、彼が読み集めた資料の図書館もあります。
ここでは今でもコンサートや、セミナーが開催されているそう。


ミュージアムの左手には、ワグナーさまと、妻コジマのお墓があり、いつも花に囲まれています。
ワグナーの遺言により、一切の碑文を刻むのを拒否したそうで、つるんとした石の表面が、真夏の光を照り返していました。


正面に戻ると、ワグナーを愛し、才能を誰よりも理解した、あのルードヴィヒ2世の像が立っていました。

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