台風の影響で今日の仕事はお休みに

日給なのであまりうれしくない凝視

まあ仕方ないけど

時々豪雨と強風に見舞われるが

近辺に被害はないようだし


台風台風台風台風台風台風台風台風台風台風台風



お盆なので

ほんのり涼しくなる話を

今年はちょっと違う傾向の感じで



心霊系ではないし

こういう感じは

うまく伝わらないかもしれないけど



トラックトラックトラックトラックトラックトラックトラックトラックトラック



十数年前に

指定された家に配る仕事をしていて


夏は今ほどは暑くはなかったけど

それでも

朝、明るくなる前に家を出たり

夕方ちょっと薄暗くなったころから

配り始めたりしていました


そのうちの一つの地域は

すぐ西が山だったので

比較的日の入りが早い地域で

夕方早くから日陰となり涼しくて

配るのがうれしいところでした

冬は寒いけど



その地域は

いかにも古くからの農村という地域で

奇しくも父親の産まれた家にも近くて

土間があるような作りの家だったり

農機具を置いたり

昔は厩だったかなという小屋が建っていたり

外にトイレがあったり


道も昔のままで狭くて

集会所の駐車場に車を置いて

配り歩くことにしていました


家のそばには

昔はここで洗いものをしたのかなと思われる

用水路があって

その横にかろうじて舗装してある細い道が

少しゆがみながら伸びていて

垣根のむこうは

玄関まで距離のある家が多くて

街灯もあまりない道でしたが

ほぼ誰ともすれ違わないし

ひたすら配り歩く地域でした



その日その地域を配っていたのは

夕方少し薄暗くなってきた頃で


路地を曲がって

そこも車も通れない細い道でしたが

少し先に

女の子がぽつんと立っていました


ちょうど街灯のないところで

よく見間違えをする私は

女の子に見えたけど?違う?

と改めてよく見ましたが

ちゃんと女の子が立っていました

幼稚園児ぐらい?


何も言わずに通り過ぎるのでは

なんとなく怪しい人?になるので

つとめて明るく

「こんばんはー」と

声を掛けて通り過ぎようとしたら

その女の子が私に



「あのね

おばあちゃんが死んじゃったの」




私は思いもよらない言葉に

ちょっとびくぅとなりつつ

驚きなんて答えていいんだ!)

「それは悲しいね」

驚きいいのか?そんな言葉で

このくらいの年齢の子に

死は理解できていたのか

とアタマの中でぐるぐる思いながら)

と返しました



女の子から

次の言葉は返ってきませんでした

私は歩くのをゆるめず

配るために

長い垣根の先の

次の家の敷地に入りました

配り終えたあと

女の子のいた方向を見ようとしたけど

道がカーブしていて垣根で見通せなくて

その子がまだいるのかはわかりませんでした



確かに生身の女の子だったし

ひょっとして

準備に忙しい家の中で

(お葬式は自宅でするのが普通の地域だし)

(今は違うかもしれないけど)

居場所がなくて外に出ていて

たまたま通りがかった私に

(その集落の人だと思われた?)

祖母が亡くなったことを

話したかっただけ?なんだと思うけど




田舎の集落の薄暗い路地の

あのシチュエーションで

そんなこと話かけられると

とても

背中がひんやり無気力したのでした




Google mapsで

その場所を久しぶりに見てみたら

今は用水路は埋められて

生垣もなくて

普通に車が通ることが出来て

古い民家もずいぶん建て替えられて

全く雰囲気変わっていました魂が抜ける

↑全然怖くない路地



目目目目目目目目目目



一体嫁!行く前の

二体のミャクミャクさまたち

向かって左がうちのこにっこり

微妙につくりが違う


大阪に行けば普通に売っているみたいだし

オンラインでの抽選も頻繁にあって

転売ヤーはやっぱりのろわれましたね笑い