少し前の発売のものです
漫画ならさっと読めそうなんだけど
心が重いと読み進めないものもあります
対照的な作風の二作品ですが
どちらも親との関係が重要となる作品です
主人公の心象風景を
的確に表そうとすると
この表現が最適なのかな
あまりにも絶望的過ぎる
最近は
親ガチャにハズレたとか言う表現があるけど
その表現でいけば
多分その親も
親ガチャにハズレている可能性もありで
でも
作者さんはインタビューで
「静一の目というフィルターを通したもの」
「ママの視点から過去を描くということは
しません」
との事なので
母親静子さんの過去を
知ることはないかもしれませんが
この作風でこういう話を描けるのは
いいなーと思う
凪の家庭だけでなく
慎二の育ってきた家庭の方も
すごく気になる
テレビドラマ化されて
あまり見てなかったけど
私には
やっぱり慎二は中村倫也さんで
ゴンさんが高橋一生さんのイメージだけど
でも巻末のおまけ漫画見ると
ゴンさんは中村倫也さんなんだと
自分も
多少訳あり家庭で育ったのだけど
それについて自分語りをすると
逆にますます
自分がどこにあるのかわからなくなるので
いつまで経っても
アイデンティティとか拡散されたままです
おまけのまりさん
冷たい風は吹くけど
お外に出て
ひなたぼっこしてみるまりさん
でもやっぱり
おうちの中に戻ろうとするまりさん