法則と規則

世の中には、

『こうである』という『法則』
と、
『こうあるべきである』という『規則』

がある。

と、法学の本に書いてありました。
（伊藤真の法学入門）


誰がなんと言おうが
太陽は東から登るし、
全ての分子は原子から構成されている。

こういうのは法則。

言葉や道徳、慣習は自分以外の人と上手く
生きていくためのもの。

こういうのは規則。



だから、アナウンサーが『おめでとうございました』と言って、
『間違いだ！』と言うのは不適切な言い方であって、
『不適切だ！』と（怒るとしたら）怒るべきだと
最近指摘されました。


確かに、
規則はあくまでも『自分以外の人と上手く生きていくためのもの』であって、
それが全て正しいとは言えない。

戦争は素晴らしい、必要という国があれば、
戦争は人を不幸にする、いらないという国もある。
どちらも正しい・間違いで結論付けられる問題ではない。（根本的な概念が違うからね）



アナウンサーの『おめでとうございました』で、
こんなことまで派生してしまいました。