関東に住む兄が、父がまだ生きているうちに一目でも会いたい!と言って来たので、主治医に聞いてみたら、許可してくださいました。
このコロナ禍に…
本当に思いやりのある医師だ!
土曜日、午後になって兄が私の自宅に着いて、
それから私の車で父の病院へ。
父は眠っていたけど、兄が
「〇〇やで!わかる?」と言うと
しっかりうなづいた!
そして、父 母 兄 私の4人で暮らしてた時の話や、楽しかった思い出をいろいろ話した。
父は時折りかすかにうなづいてくれた。
父はとても無口な人だけど、母は明るく良く喋る人だった!
楽しかったな。
兄は私が知らない話を父にしていた。
子供の頃、父が釣りに連れて行ってくれた話。
なんでも作るとても器用だった父が、
機械の電圧や電気の事なども教えてくれたらしい。
やっぱり男同士だからかな?
私たちが幼い頃の家族写真や父母の旅行の写真など持っていって、見せたり…
多分、わかってくれてたと思う。
今、父は私たちに、お別れの時間を与えてくれてるんだと思う。
そして、3人で手を繋いだ。
看護師さんがちょうど来たので、
3人一緒に写真を撮ってもらった。
もう思い残すことはないかな。
あとは、父が苦しまず、穏やかな最期を迎えて、
看取れたら本望だ。