ゆう@子育てパパ

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北陸新幹線と第三セクター「あいの風とやま鉄道」は16日、週末の“開業フィーバー”が一段落し、平日の通常運行が始まった。新幹線は出張で行き来するビジネス利用が本格化し、首都圏に向かう乗客は在来線特急との乗り換えが必要ない快適な2時間余りに満足した表情を見せた。あいの風は朝夕のラッシュ時間帯に初めて対応し、一部の列車は混雑した。平日限定の快速「あいの風ライナー」の運行もスタートし、通勤客を運んだ。
開業3日目のJR富山駅は、新幹線に乗ったり、見たりする記念乗車や記念入場が多かった週末と変わり、出張するスーツ姿の乗客が目立った。午前6時19分発の速達タイプ「かがやき500号」に合わせ、改札を足早に通過した。新高岡駅でもビジネスマンや旅行客が7時28分発の臨時列車「かがやき536号」などに乗り込んだ。
多くの利用者は、2時間余りで富山-東京を乗り換えなしの直通で結ぶ列車を歓迎。座席の前後の間隔が上越新幹線より広く、全席コンセント付きで仕事をするのにも便利と歓迎する声が聞かれた。
あいの風はJR西日本から北陸本線の運営を引き継ぎ、16日、初めて平日の通勤・通学ラッシュ時間帯に運行した。ホームに出る駅員を増やして誘導したが、新たなダイヤや運行体系に切り替わったため、一部の列車は混雑した。
JR特急の廃止に代わって導入した快速「あいの風ライナー」が泊-金沢で1日3往復の運行を始めた。乗車券のほかライナー券(座席指定券、300円)が必要で、泊午前6時36分発の金沢行きは4両175席のうち、乗客が最も多かった高岡-石動で5割ほどの席が埋まった。
北日本新聞社