もったいない。。    (~_~;)
ゆう@子育てパパ


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 いよいよバレンタインの季節がやってきた。今年もチョコレート商戦が激しくなる中、どんなものを贈ろうか迷っている女性も多いだろう。そんな中で行われた意識調査によると30~50代の男性の4割近くがもらったチョコレートを自分で食べきれず、その多くは妻、子供など家庭内で消費されていることが分かった。



 食べきれない理由の中では「家族がほしがるから」が一番多く56.2%。次いで「量が食べきれないから」(16.9%)「甘いものが苦手だから」(12.4%)「健康を気遣っているから」(11.2%)が回答項目の上位となった。また、ほしいチョコに対する回答でも、1位の「美味しいもの」(71.1%)に続いて、「甘さ控えめ」(27.2%)「体にいいもの」(13.3%)「気遣いがみえるもの」(13.3%)が上位を占め、最近はヘルシーなチョコを求める傾向が強まっているようだ。



 さらに、もらう側はバレンタインの贈り物について「チョコレート以外」や「どちらでもよい」と回答した人が55%にも上り、チョコレート離れが進んでいることも浮き彫りになった。



 こうした中、最近のバレンタイン商戦で目立ってきたのが、大豆や豆腐を使用したチョコレートで、じわじわと消費者の支持を集めてきている。



 まるごと大豆の栄養がとれる「SOYJOY(ソイジョイ)」を販売する大塚製薬(東京都千代田区)のニュートラシューティカルズ事業部Soylutionプロジェクトの遠山明子氏は「最近は男性の中にも見た目を格好よく見せたいという願望を持っている人が増えています。SOYJOYは栄養豊富な大豆を使用しており、健康的ですし、フレーバーにはアーモンド&チョコレートがあります。これをバレンタインの贈り物として購入する女性も増えているようです」と話す。



 実際にSOYJOYは太りにくいといわれている低GI食品に属していて、手軽に大豆がとれる商品として幅広い層から支持を得ている。その中でも昨年4月に発売されたアーモンド&チョコレートは特に人気があり、現在では数あるフレーバーの中でもトップで、全体の約3分の1の売り上げを占めているという。



 消費者の中にはこのアーモンド&チョコレートを健康食品というよりも普通のチョコとして捉えている人も多く、遠山氏も「バレンタインチョコは大切な人に贈るもの。その大切な人にはいつまでも健康でいてほしいと願っていると思いますので、女性は(SOYJOYのような)ヘルシーなチョコを贈ってみては」と勧める。また、受け取る男性に対しては「最近はもらったチョコを食べない人も多いようですが、贈る側の健康になってほしいという気持ちを考えて、ぜひご自身で食べてほしい」とも呼びかけている。



 一方、通販で人気の「兵庫県産 豆腐のガトーショコラ」を発売している東研(名古屋市守山区)の販売店・有機野菜ぶどうの木を運営する高橋和子店長は「チョコレートはカロリーが高く、健康志向の人には敬遠されがちなので、(わが社では)添加物を一切使用せず、カロリーを抑えたものを主力に売り出しています」と自社の製品をアピール。通年を通してのギフトとして展開している商品のため、バレンタイン用に特に対策などは立てていないそうだが、この豆腐ガトーショコラに関しては「恋人というよりも、少しメタボが気になってきた旦那さんや会社の上司などに渡してほしい」と期待を寄せている。



 また、毎日製造される新鮮な豆腐を提供する居酒屋として知られている三原豆腐店(福岡市中央区)ではチョコレートと豆腐の成分を50%ずつ使用した「豆腐生チョコ」を発売したところ、これがネット販売を中心に話題が沸騰。バレンタイン商戦に向けてSNSや店頭で積極的にPRを行っており、同社の生チョコ部門の辻大輔工場長は「ネットはもちろん、最近では店頭での販売数も伸びてきています。女性だけでなく、男性も健康を気にしている人は多いので、大切な人に渡すバレンタインの贈り物として最適です」と話す。



 バレンタインのチョコにまで及んできた健康志向。贈る側の女性も、チョコを男性に贈る際にはこんなことも考慮してみたらどうだろうか。



 調査はジーユーエヌが1月、バレンタインチョコをもらったことがある10~50代の男性(15歳~59歳)の300人を対象にインターネットを通して行った。