ゆう@子育てパパ

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2014年11月7日、工人日報は、日本人の道徳心を紹介する記事を掲載した。
北京首都国際空港から飛行機で飛び立ち、名古屋の中部国際空港に到着した時は午後5時過ぎ。ホテルは空港から遠くなかったので、荷物を置いてから再び空港に戻り、そこから地下鉄に乗って名古屋の夜景を見に行った。初めての日本旅行で日本語はひと言も話せず、地図を頼りに目的地を探すしかなかった。
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空港から市街地まではおよそ40キロ。地下鉄では約40分の距離だ。切符を買って地下鉄構内に入ってから気付いたのだが、空港からはたくさんの路線があり、四方八方に走っている。どれに乗れば名古屋駅に行けるのかわからなかったので、たまたま近くを通りかかった中年男性に尋ねた。
私が地図を指さすと、男性は私が行きたい場所がわかったようで、私を連れて止まっていた車両に乗った。私は男性も同じ方向に行くものだと思っていたが、発車を知らせるベルが鳴ると男性はホームに降りた。そして、ドアの向こうから手を振り、繰り返し何かを言っていた。男性はわざわざ私を目的の車両まで送り届けてくれたのだ。その後、東京などでも地下鉄に乗る機会があったが、その度に心の優しい日本人の助けがあり、無事に目的地に到着することができた。
奈良でのある晩のこと、私は細い路地の交差点で友人を待っていた。すると、私の前を通り過ぎていく車が、みんな私の前で一時停車することに気付いた。最初は気にしていなかったが、しばらくしてその理由がわかった。ドライバーは私が道を渡ろうとしていると思い、道を譲ってくれていたのだ。日本では、道幅や車が来ているか否かにかかわらず、信号のある場所では必ず信号を守って道路を横断する。信号のない場所では、車は必ず歩行者を優先する。道路は左側通行で、エスカレーターでは急いでいる人のために片側を空けておく。渋滞した道路でも、無理やり車線変更したり、むやみにクラクションを鳴らしたりはしない。道路の反対側車線がどんなに空いていても逆走する車もない。ただ辛抱強く待っているのだ。(翻訳・編集/TK)
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