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ゆう@子育てパパ


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 富山市万願寺(大沢野)の農業用貯水池に例年の10羽前後よりも多い約30羽のハクチョウが飛来し、住民を喜ばせている。1月から毎日餌やりを続けている同市松野(同)、建築業、牧野久則さん(63)は「大沢野に来るハクチョウは珍しい。北帰行の日までゆっくりと羽を休めてほしい」と見守っている。



 農業用貯水池は「荒川堤」と呼ばれ、普段はカモがいることが多い。ハクチョウは2004年に初めて飛来。毎年姿を見せているが、ここ4、5年は数が少ない状態が続いていた。今シーズンは昨年11月に飛来してきたのを、富山市下大久保(大沢野)の写真愛好家、長岡隆史さん(72)が確認している。



 牧野さんは1月中旬、自宅の上空を飛ぶハクチョウの鳴き声に誘われて貯水池を訪れた。10羽ほどが泳いでおり、試しに玄米を与えてみた。最初は警戒していたハクチョウが次第に近寄ってくるようになり、愛らしい姿を見るのが日課になった。



 毎日午後5時ごろに飛来し、翌朝7時ごろに北東方向に飛び立つという。日中は別の場所で過ごしているとみられる。餌やりを始めてから飛来数が増え、17日には33羽を数えた。牧野さんは「ここは静かで環境が良い。ハクチョウに大沢野の良さが伝わったのかな」と目を細めていた。





北日本新聞社