いいモノは残したい。   (#^.^#)
 
ゆう@子育てパパ


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 立山町芦峅寺で作られてきた「立山かんじき」を後世に伝え残そうと、町が製作風景の映像などを記録したDVDの作成に取り組んでいる。今秋完成予定で、県内の図書館などに配付する。3日は、同所の山中でかんじきを使い猟をしている様子を撮影した。



 立山かんじきは、雪深い芦峅寺の生活必需品だった。1956年の第1次南極越冬隊に参加した立山の山岳ガイドが使ったことで知られ、全国から注文が寄せられるようになったが、現在は佐伯英之さん(72)=大石原=が年間300足ほどを作るだけとなっている。



 町は地域の貴重な民俗文化財を記録に残そうと昨年11月から佐伯さんの取材を開始。材料のマンサクやクロモジなどを採取する様子や、かまで煮て曲げる作業などを撮影してきた。今後は木を組み上げる作業などを取材する。



 佐伯さんは「『丈夫で履きやすく、美しい』をモットーに誇りを持って取り組んできた。DVDが手仕事の良さを知ってもらうきっかけになってほしい」と話している。





北日本新聞社