がんばって五十嵐さん! (#^.^#)
ゆう@子育てパパ

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立山町の中山間地・東谷地区で、五十嵐真人さん(42)が「田舎で働き隊」として活動している。同地区特産の洋ナシ「ラ・フランス」の栽培や、地場産野菜の販路開拓などに奔走。生産者の高齢化が進む里山に新たな活力をもたらそうと奮闘している。
東谷は立山町中心部から東へ約6キロ離れた山あいの12集落からなる地区。棚田米やラ・フランスの農産物で知られる一方、住民の高齢化による担い手不足などの課題を抱え、ことし3月には東谷地区都市農村共生・対流総合対策協議会を設立して活性化に取り組んでいる。
田舎で働き隊は地区外から隊員を募り、農業などの新たな担い手として活動してもらう農林水産省の事業。同協議会は今秋、農作業や出荷の支援や加工品開発に取り組む隊員を募集し、10月に五十嵐さんが就いた。
約50本のラ・フランスからなる果樹園を任され、地元農家から教わりながらせん定などの作業を手掛けている。地元の小規模農家が朝市に出していた野菜を富山市内の飲食店などに出荷する仕組み作りにも取り組んでいる。五十嵐さんは「野菜は少量だが品質は高く、出荷先でも喜ばれている。東谷産の良さを広くPRし、新たなビジネスチャンスを生み出したい」と意欲を語る。
富山市から今月上旬に同地区の一軒家に引っ越した後、早速軒先に近所の住民からお裾分けの野菜が置かれていた。五十嵐さんは「温かい地域にしっかりと溶け込み、東谷のために頑張りたい」と意欲を新たにしている。
北日本新聞社