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南砺市上平地域の世界文化遺産・菅沼合掌造り集落の越中五箇山菅沼集落保存顕彰会(中島慎一会長)は22日、中日本高速道路(本社・名古屋市)社員らの協力を得て、集落そばの茅(かや)場で茅刈りをした。同集落は茅場や労働力不足から、合掌造り屋根の材料となる茅の自給率が5割しかない。昨年から同社と茅場の再生・保全に取り組む協定を結び人的支援を受けている。
中日本高速道路の本社や金沢支社管内から20人が参加。県立大生や市民ボランティア6人も作業を手伝った。
約50年間、五箇山森林組合(現県西部森林組合五箇山支所)で働いた茅葺(ぶ)き名人の小林亀清さん(84)=同市楮・上平=と、同組合元職員の酒井弘美さん(32)=同市皆葎・同=が講師を務め、鎌の入れ方や刈り取った束の縛り方を教えた。
参加者は3年前に造成した集落近くの茅場で作業をした後、昔からある急斜面の茅場でも刈り取りを体験。同社金沢支社の石黒智弘さん(29)は「株植えや下草刈りにも参加し、茅の生長を見てきたので刈り取りできてうれしい。ぜひ茅葺きも体験してみたい」と話した。中島会長は「皆さんから作業を覚えたいという熱意が伝わる。茅場では人手が多いことが一番助かる」と感謝していた。
北日本新聞社