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ゆう@子育てパパ


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 台風や気温低下などの天候不順で、生鮮野菜の価格が高騰している。卸売市場ではキュウリやナス、キャベツなどの価格が軒並み前年の2~3倍前後となり、スーパーの店頭価格も上昇。この高値を逆手にとり、値引きによって集客を図るスーパーも出ている。



 東京都中央卸売市場によると、大田市場の9月13~19日の卸売価格は、キュウリが前年同時期の3倍超となる5キロ当たり2373円、ナスが2倍超の同2163円、葉物野菜ではキャベツが2.5倍の10キロ当たり1113円という高値で取引されている。



 キュウリやナスは東北などで収穫が増える時期だが、同地方は今年、生育を左右する夏場に長雨や猛暑に見舞われて出荷量が落ちたほか、台風18号の影響で「ナスが傷つくケースがあった」(農林水産省)。キャベツやレタスなどの葉物野菜は、産地の長野などが気温低下で霜が降りるなど被害が出ている。



 卸売価格の高騰を受け、16~20日の小売価格(農水省調査、全国平均)も、キュウリが平年比38%増、キャベツが同12%増といずれも高値で推移。首都圏の中堅スーパーはキュウリやナス1袋当たりの個数を減らすなどして、「顧客が手を伸ばしやすい価格に調整する」(幹部)など工夫をこらす。



 こうした中、一部のスーパーは価格高騰を商機ととらえ、生鮮野菜を値下げするセールで集客につなげている。



 ダイエーは関東の120店舗で26日から4日間、キャベツを半玉79円、タマネギを1個39円とするなど、生鮮野菜約30品目を前週より約1~4割引きで販売する「緊急!野菜大放出セール」を実施。新浦安店(千葉県浦安市)に買い物に来ていた地元の主婦(32)は、買い物カゴを野菜でいっぱいにして、「最近ずっと野菜が高かったからセールは大助かり。子供が食べ盛りなので買いだめしました」と話していた。