ゆう@子育てパパ

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日本各地には和の食材を使用するパンがたくさんある。それらには、伝統の味と新登場の味があり、なるほどこんな組み合わせもあったかと、いずれも食通をうならせている。
【写真・画像】画像:パンドイルHPより http://shimanopan.seesaa.net/
まず「サラダパン」は、滋賀県長浜市の「つるやパン」が、1951年の創業時から作り続けている一品。誕生から60年以上たった現在も、滋賀県民の絶大なる支持を得るご当地パンだ。特徴は、その具。自家製のコッペパンがベースのサラダパンには、マヨネーズであえたたくあん漬けがはさまれている。意外な中身だが、何とも素朴で懐かしい味が楽しめ、一度口にすれば、誰もがそのおいしさの虜になるという。さらにこのサラダパンは、インターネット通販でも購入ができるため、いまや滋賀県のみならず、全国にファンが拡大中だ。価格は1個140円。
神奈川県横浜市、海にも近い場所に店舗を構える「パンドイル」が、今春から販売を開始した「海苔っこ(1個150円)」は、店頭に並べば、たちどころに完売となる人気商品となっている。同商品は、イギリスパン生地に、地元産の海苔から作った自家製の海苔のつくだ煮、魚肉ソーセージ、そしてチーズを包み、焼き上げたものだ。誕生のきっかけとなったキーワードは「地産地消」で、地元でとれた海苔をパンにも活用できないかというものだった。
一方、デザート系のパンにも、和の食材が使われている。
店内で販売されている卵やカツをはさむ一般的なサンドイッチメニューのなかで、ひときわ異彩を放つのが「納豆コーヒーゼリー 醍醐(325円)」。同商品は、パンにコーヒーゼリー、生クリーム、そして納豆をはさんだもので、三重県鈴鹿市にある「鞍馬サンド」の名物サンドイッチだ。一見すると奇抜に感じられるが、こちらも想像とは異なり、絶妙の組み合わせで味は折り紙つき。ただ残念ながら、商品の購入手段は店舗のある三重県まで足を運ぶ以外にはない。三重県といえば、伊勢神宮の式年遷宮はクライマックスを迎え、F1の日本グランプリも開催される場所だ。三重県に出かけた際には、ついでに味わってみてはどうだろう。
たくあんにつくだ煮、そして納豆といえば、炊きたてのご飯と一緒に食卓を彩る和食の定番食材だ。ごはんならぬパンとともに、新しいおいしさに触れてみるのも、味覚・食欲の秋にふさわしい貴重な体験になりそうだ。
(加藤 秀行 、 阪神 裕平)
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