ゆう@子育てパパ

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■コース案に新湊大橋
2015年春の北陸新幹線開業に合わせ、県内最大規模のフルマラソン大会として同年秋の開催を目指す「とやまマラソン」(仮称)の第3回準備委員会が28日、県民会館で開かれ、大会名を「富山マラソン2015」に決定した。同年11月1日に開催する案を示すとともに、高岡古城公園をスタート地点に、射水市の新湊大橋を経由して富山市の富岩運河環水公園をゴールとする具体的なコース案も初めて提示した。
富山マラソン2015は、北陸新幹線開業を契機に富山の観光資源をPRし、交流人口を拡大させるのが狙い。新元気とやまスポーツ懇話会(会長・永原功北陸電力会長)の提言を受け、県を中心とする実行委員会が開催する。
大会名は、県外や海外の人からも開催地が分かりやすいとして決定した。コース案は、ランナーの負担にならないように道幅6メートル以上の道路を選び、高岡大仏や射水市の帆船海王丸、富山城など富山の見どころをできる限り取り入れた。強風の場合、新湊大橋を通らずに南のサブコースを使うことも提案。大勢のランナーを全国から呼び込むため、コースは日本陸上競技連盟の公認を受ける。
参加人数は1万人とし、種目はフルマラソン(42・195キロ)のほか、中学生・一般の5キロ、小学生の2キロコースなどを併設する案が出た。この日示された案を軸に、今後も協議を続ける。10月上旬の第4回準備委員会で再度協議し、その後に発足する実行委員会で正式に承認される。
準備委は企業やスポーツ団体、行政関係者ら15人で構成し、この日の会合には委員長の寺井県教育長や副委員長の荒木正志富山陸上競技協会副会長、島北日本新聞社専務ら委員が出席した。
県庁内では、県職員3人に北日本新聞社から派遣された2人を加えた5人体制のマラソン開催準備班が大会準備を進めている。
北日本新聞社