ゆう@子育てパパ

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【ソウル聯合ニュース】サムスン電子は26日、今年は設備投資に過去最高の24兆ウォン(2兆1300億円)を投じる計画だと明らかにした。上半期(1~6月)に9兆ウォンを投資している同社は、下半期に15兆を投資することになる。
サムスン電子の昨年の投資額は22兆8500億ウォンだったが、昨年1~3月期に四半期別で過去最高の7兆7593億ウォンを投じてからは投資を減らす傾向にあった。
4~6月期は6兆1887億ウォン、7~9月期は4兆5354億ウォン、10~12月期は4兆3664億ウォン。今年1~3月期は3兆8820億ウォンまで落ち込んだ。四半期別の投資額が3兆ウォン台まで低下したのは2010年以降で初めてのことだった。
だが、今年4~6月期は5兆2000億ウォンに増加。下半期に15兆ウォンを投資するとなると、さらに投資額を増やすことになる。
同社は今年の投資額、24兆ウォンのうち13兆ウォンを半導体、6兆5000億ウォンをディスプレーに投資する計画だ。下半期は半導体とディスプレーにそれぞれ9兆3000億ウォン、3兆7000億ウォンを投資すると予想される。
下半期の対半導体投資は、韓国・華城に建設中のシステムLSI(高密度集積回路)生産ラインのほか、米オースティン工場のライン工程転換、中国・西安に建設中のNAND型フラッシュメモリー工場などに用いられるとされる。
ディスプレー関連への投資については、韓国の天安・牙山工場の有機EL生産ラインの増設と液晶パネル(LCD)設備の高度化、昨年完成した中国・蘇州の第8世代LCD工場などに充てられるとみられる。
同社の関係者は「設備投資の相当部分は生産効率向上と原価コスト削減のためのライン工程転換や設備高度化に使われる」と話す。