ゆう@子育てパパ
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富士経済は6月19日、2013年のスイーツ市場の見込みについて発表した。調査結果によると、コンビニエンスストアのスイーツ市場は、前年度比2.5%増の1,812億円が見込まれている。2009年のローソン「プレミアムロールケーキ」の大ヒットでコンビニスイーツの認知度が高まり、市場は拡大を続けてきた。さらに、2012年にはチルド和菓子の専門ブランドが立ち上がるなど、次々に新商品が発売された。
【写真・画像】夏のトマトショート(銀座コージーコーナー) http://www.cozycorner.co.jp/product/regular/2941.html
駅ナカや駅ビルでは、限定商品が好まれる傾向にあり、土産需要以外にも帰宅時の会社員や休日のファミリー層の自家消費が見られるという。2013年については、施設数の増加もあり、こちらも前年比1.4%増の1,909億円が見込まれている。
こうした市場の拡大に伴い、業界では夏限定の新商品が相次いで登場している。
例えば、不二家は「夏の飲むシュークリーム」コーヒーゼリーinミルクカスタードと、ミルクゼリーinカスタードの販売を、関東地方で6月27日から始めた。「飲むシュークリーム」は、シュークリームにストローをさしてとろとろのクリームを飲むスイーツで、昨年発売して大好評だった商品。今年は20%増量して販売する。価格は各250円。
一方、カゴメは銀座コージーコーナーとコラボして、トマトを使用した夏季限定スイーツを、全国の銀座コージーコーナーで1日から発売する。発売するのは、カゴメのトマトペーストを使用したフルーティな味わいのトマトゼリーと、チーズ生クリームをふんわりスポンジでサンドしたショートケーキ「夏のトマトショート」と、フルーティなトマトゼリーとまろやかなティラミスムースを重ねたティラミス「夏のトマトティラミス」の2品。価格は各380円。
また、セブンイレブンは、コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンとコラボして、セブンイレブン限定のジェラート「コールド・ストーン・クリーマリー ベリーホワイトプリンセス」の販売を6月18日から始めた。コールド・ストーン・クリーマリー店舗で夏に1番人気のある商品を、セブンイレブンのオリジナルレシピで再現した。価格は250円。
富士経済によると、今年のスイーツ市場のテーマは「プチ贅沢」と、身近な人への「プチ手土産」だという。自分へのご褒美や大切な人への贈り物に、夏限定のスイーツはちょうど良いのかもしれない。
(サイトウ イサム 、 加藤 秀行)
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